管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問21
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
アミノ酸・たんぱく質・糖質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- アスパラギン酸は、アミノ基転移反応によりピルビン酸になる。
- ロイシンは、糖原性アミノ酸である。
- ペントースリン酸回路は、ミトコンドリアに存在する。
- グルコース-6-ホスファターゼは、筋肉に存在する。
- グリコーゲンは、加リン酸分解されるとグルコース1-リン酸を生じる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)
アスパラギン酸は、アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸になります。
2.(誤)
ロイシンは、ケト原性アミノ酸です。
3.(誤)
ペントースリン酸回路は、細胞質ゾルに存在します。
4.(誤)
グルコース-6-ホスファターゼは、肝臓と腎臓に存在します。
5.(正)
グリコーゲンは、加リン酸分解されるとグルコース1-リン酸を生じます。
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02
1:誤
アラニンはアミノ基転移反応によりピルビン酸に変換されます。
オキサロ酢酸はアスパラギン酸に変換されます。
2:誤
ロイシンは分岐鎖アミノ酸のひとつです。
分解において炭素骨格はアセト酢酸とアセチルCoAになります。
ケト原性アミノ酸です。
3:誤
ペントースリン酸回路は細胞質ゾルに存在し、
リボース5リン酸とNADPHが生成されます。
肝臓、脂肪組織、乳腺、副腎皮質、生殖腺などで活性が高いです。
解糖系の側路です。
4:誤
グルコース-6-ホスファターゼは肝臓と腎臓に存在します。
グルコース6リン酸を加水分解し、
グルコースとリン酸を生じる反応を触媒しています。
5:正
グリコーゲンは加リン酸分解されるとグルコース1リン酸を生じます。
グリコーゲンホスホリラーゼという酵素によって分解されます。
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03
アスパラギン酸は、アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸になります。
アミノ基転移反応によりピルビン酸となるのはアラニンです。
2:×
ロイシンは、ケト原性アミノ酸です。
3:×
ペントースリン酸回路は、細胞質に存在します。
ミトコンドリアに存在するのは、TCAサイクル等です。
4:×
グルコース-6-ホスファターゼは、筋肉には存在しません。
肝臓と腎臓に存在します。
5:〇
グリコーゲンは、加リン酸分解されるとグルコース1-リン酸を生じます。
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