管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問26

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問題

第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

栄養・代謝に関わるホルモン・サイトカインに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • グレリンは、脂肪細胞から分泌される。
  • GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、空腹時に分泌が増加する。
  • アディポネクチンの分泌は、メタボリックシンドロームで増加する。
  • グルカゴンは、グリコーゲン分解を抑制する。
  • アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪分解を促進する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です

1:誤

脂肪細胞から分泌されるのはレプチンです。

レプチンは食欲の抑制やエネルギー代謝亢進によって

体脂肪量を調節しています。

グレリンは胃から分泌されます。

2:誤

GLP-1は食後、血糖値が上がった時に分泌されます。

3:誤

アディポネクチンの分泌は脂肪細胞から分泌され、

メタボリックシンドロームや2型の糖尿病では減少します。

4:誤

グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島α細胞から分泌され、

グリコーゲンの分解を促進して血糖値を上昇させる働きがあります。

5:正

アドレナリンは副腎髄質から分泌されるホルモンです。

脂肪分解やグリコーゲン分解を促進します。

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02

1:×
グレリンは、主に胃から分泌されます。
グレリンは、消化管ホルモンです。

2:×
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、血糖上昇に依存しているため、食後に分泌が増加します。

3:×
アディポネクチンの分泌は、肥満やメタボリックシンドロームで低下します。

4:×
グルカゴンは、グリコーゲン分解や糖新生を促進し、血糖値を上昇させます。

5:〇
アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪分解を促進します。
アドレナリンは、副腎髄質より分泌されます。

参考になった数11

03

正答は(5)

1.(誤)
グレリンは、胃から分泌されます。脂肪細胞から分泌されるのは、レプチンが挙げられます。

2.(誤)
GLP 1(グルカゴン様ペプチド 1)は、食後など満腹時に分泌が増加します。

3.(誤)
アディポネクチンの分泌は、メタボリックシンドロームで減少します。

4.(誤)
グルカゴンは、グリコーゲン分解を促進します。

5.(正)
アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪分解を促進します。

参考になった数5