管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問50

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問題

第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

食品100g当たりのビタミン含有量に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 精白米のビタミンB1含有量は、玄米より多い。
  • 糸引き納豆のビタミンK含有量は、ゆで大豆より多い。
  • 鶏卵白のビオチン含有量は、鶏卵黄より多い。
  • 乾燥大豆のビタミンE含有量は、大豆油より多い。
  • 鶏むね肉のビタミンA含有量は、鶏肝臓より多い。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です

1:誤
ビタミンB1は胚芽に豊富に含まれており、精米によって
精白米のビタミンB1含有量は玄米よりも少なくなります。

2:正
糸引き納豆のビタミンK含有量は、ゆで大豆より多く含まれます。
ビタミンKは血液凝固に関わる成分です。

3:誤
鶏卵黄のビオチン含有量は鶏卵白より多く含まれます。
その他ビオチンを多く含む食品は、レバーや豆類などがあります。

4:誤
ビタミンEは脂溶性ビタミンのひとつで、体内に蓄積されます。
大豆油のビタミンE含有量は、乾燥大豆より多く含まれます。

5:誤
ビタミンAは脂溶性ビタミンのひとつで、体内に蓄積されます。
主として肝臓に貯蔵されるため、鶏肝臓のビタミンA含有量は
鶏むね肉より多く含まれます。

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02

1:×
米のビタミンB1は、ぬかと胚芽に多いため、
精白米のビタミンB1含有量は、玄米より少ないです。

2:〇
納豆菌がビタミンKを産生するため、
糸引き納豆のビタミンK含有量は、ゆで大豆より多いです。

3:×
鶏卵白のビオチン含有量は、鶏卵黄より少ないです。

4:×
ビタミンEは脂溶性ビタミンであるため、
ビタミンE含有量は、大豆油の方が多いです。

5:×
ビタミンAは肝臓に多く含まれているため、
ビタミンA含有量は、鶏肝臓のほうが多いです。

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03

正答は(2)

1.(誤)
精白米のビタミンB1含有量は、精米により、玄米より少なくなります。

2.(正)
糸引き納豆のビタミンK含有量は、ゆで大豆より多く含まれます。

3.(誤)
鶏卵黄のビオチン含有量は、鶏卵白より多く含まれます。

4.(誤)
大豆油のビタミンE含有量は、乾燥大豆より多く含まれます。

5.(誤)
鶏肝臓のビタミンA含有量は、鶏むね肉より多く含まれます。

参考になった数5