管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問59
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問59 (訂正依頼・報告はこちら)
食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 原材料名は、50音順に表示しなくてはならない。
- 期限表示として、製造日を表示しなくてはならない。
- 灰分の含有量を表示しなくてはならない。
- 食物繊維の含有量を表示する場合は、糖類の含有量を同時に表示しなくてはならない。
- 落花生を原材料に含む場合は、含有する旨を表示しなくてはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する問題です。
誤
原材料に占める重量の割合が高いものから順に一般的な名称で示します。
誤
食品の期限表示には消費期限と賞味期限があります。
消費期限は、期限を過ぎたら食べないほうが良い期限です。
食肉や総菜、弁当、調理済みパンなどに使用され、
定められた方法で保存した場合に腐敗、変敗、その他の品質の劣化に伴い
安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示しています。
賞味期限は、おいしく食べることができる期限です。
即席めんやスナック菓子、缶詰などに使用され、
定められた方法で保存した場合に期待される全ての品質の保持が
十分に可能であると認められる期限を示しています。
誤
平成27年に施行された食品表示法により、容器包装に入れられた加工食品には
熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムの表示が必須となりました。
ナトリウムの含有量は食塩相当量として表示します。
カルシウムや鉄などの灰分の表示は任意です。
誤
糖質又は食物繊維いずれかを表示しようとする場合は、
糖質及び食物繊維の量の両方を表示すると定められています。
正
特定原材料は、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の
7品目あり、表示の義務があります。
(※2023年3月に「くるみ」が追加され8品目になりました。)
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02
食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する問題です。
原材料名は五十音順ではなく、原材料に占める重量の割合の高いものから順に、その最も一般的な名称で表示します。
期限表示として義務付けられているのは製造年月日ではなく、消費期限または賞味期限です。
品質が急速に劣化しやすい食品は消費期限を年月日で、それ以外の食品は賞味期限を年月日で表示します。
ただし、賞味期限が3か月以上のものは年と月の表示のみでもよいとされています。
栄養成分のうち表示義務のあるものは、熱量とタンパク質、脂質、炭水化物およびナトリウムです。
食物繊維の含有量を表示する場合は、炭水化物の内訳として糖質とともに記載しなければなりません。
また、糖質の内訳として糖類の表示をすることができます。
正しいです。
アレルゲンの中でも特に発症数や重篤度から表示することが義務付けられている7品目を特定原材料と言います。
(※2023年3月に「くるみ」が追加され8品目になりました。)
落花生はこの特定原材料に含まれるため表示することが義務付けられています。
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03
1.(誤)
原材料名は、含有重量順に表示しなくてはならないとされています。
2.(誤)
期限表示として、賞味期限もしくは消費期限を表示しなくてはならないとされています。
3.(誤)
エネルギー(熱量)、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量)の含有量を表示しなくてはならないとされています。
4.(誤)
食物繊維の含有量を表示する場合は、糖質の含有量を同時に表示しなくてはならないとされています。
5.(正)
卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生を原材料に含む場合は、含有する旨を表示しなくてはならないとされています。
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