管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問82
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
栄養アセスメントに用いる、半減期が約20日の血液成分である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- レチノール結合たんぱく質
- トランスサイレチン
- トランスフェリン
- アルブミン
- ヘモグロビン
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)
レチノール結合たんぱく質の半減期は約0.5日であると言われています。
短期間での栄養状態の評価に用います。
2.(誤)
トランスサイレチンの半減期は約1.9日であると言われています。
短期間での栄養状態の評価に用います。
3.(誤)
トランスフェリンの半減期は約7日であると言われています。
短期間での栄養状態の評価に用います。
4.(正)
アルブミンの半減期は約20日であると言われています。
比較的長期間で徐々に生じた普遍的な栄養障害の評価に用います。
5.(誤)
ヘモグロビンの半減期は約 30 日である言われています。
比較的長期間での栄養状態の評価に用います。
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02
1:誤
レチノール結合たんぱく質の半減期は0.5日です。
肝臓で合成され、レチノール(ビタミンA)の輸送たんぱくとして働きます。
2:誤
トランスサイレチン(プレアルブミン)の半減期は2日です。
半減期が短いため、たんぱくの摂取状況を反映しています。
肝臓で合成され、血中でレチノール結合たんぱくと結合する役割があります。
3:誤
トランスフェリンの半減期は7日です。
肝臓で合成され、鉄を輸送する役割があります。
4:正
アルブミンは血清たんぱく質の6割を占め、内臓のたんぱく質量を反映します。
3.5g/dL未満は低アルブミン血症と診断されます。
半減期は2~3週間で、中期の栄養状態の評価に用いられます。
5:誤
ヘモグロビンは酸素を全身へ運ぶ働きがあります。
骨髄の赤血球細胞で作られ、寿命は120日です。
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03
1.レチノール結合たんぱく質は半減期がおよそ0.5日で、動的指標に用いられます。
2.トランスサイレチンは半減期がおよそ2日で、動的指標に用いられます。
3.トランスフェリンは半減期がおよそ7日で、動的指標に用いられます。
4.正解です。アルブミンは半減期がおよそ20日で、静的指標に用いられます。
5.ヘモグロビンは半減期がおよそ1カ月で、静的指標に用いられます。
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