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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問133

問題

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くる病に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
日光曝露が制限されていると、発症リスクが高い。
   2 .
完全母乳栄養に比べて、混合栄養では、発症リスクが高い。
   3 .
血清副甲状腺ホルモン値が低下する。
   4 .
血清アルカリホスファターゼ(ALP)値が低下する。
   5 .
低リン食を指導する。
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問133 )
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この過去問の解説 (3件)

13
正解:1
くる病はカルシウムやリンが骨基質に十分に沈着せず、骨塩が不十分な弱い骨ができてしまう状態です。原因は主にカルシウム不足、リン不足、ビタミンD不足の3つです。
1.○
ビタミンDは、紫外線暴露によって生合成されます。日光暴露が制限されると、くる病の発症リスクが高くなります。
2.母乳にはビタミンD含有量が少ないため、完全母乳栄養ではビタミンD不足に陥る可能性があります。
3.副甲状腺ホルモンは、血液中のカルシウム濃度が低くなると分泌が高まり、骨吸収やカルシウムの再吸収を促進します。よって、くる病は血清副甲状腺ホルモン値が上昇します。
4.骨を合成する際に働くアルカリホスファターゼ濃度は上昇します。
5.ビタミンDやリンは摂取を促します。

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3
1:〇
日光曝露が制限されていると、ビタミンDの作用不全により発症リスクが高くなります。

2:×
混合栄養に比べて、完全母乳栄養ではビタミンD不足になりやすいため、完全母乳栄養の方が発症リスクが高いです。

3:×
血清副甲状腺ホルモン値は上昇します。

4:×
血清アルカリホスファターゼ(ALP)値は上昇します。

5:×
くる病は、リン欠乏によっても発症するため、低リン食を指導する必要はありません。

2
1.くる病になる原因は、ビタミンDの摂取不足です。
日光曝露が制限されていると、ビタミンDの生合成が低下につながるので、発症リスクは高くなります。
よって、正しい答えです。

2.混合栄養、つまり育児用ミルクには、ビタミンDが添加されていることから、くる病の発症リスクは低いと考えられます。

3.血清カルシウム値の低下が改善するため、副甲状腺ホルモンの値は増加します。

4.くる病の患者の血液検査結果では、血清カルシウム値やリン値の低下、血清アルカリホスファターゼの値が上昇が見受けられます。

5.リンは骨を作る成分ですので、不足しないよう摂取します。

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