管理栄養士の過去問
第34回
午後の部 問139

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問題

第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問139 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国の食料自給率に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • フードバランスシート(食料需給表)の結果を用いて算出されている。
  • 食品安全委員会によって算出・公表されている。
  • 品目別自給率は、食料の価格を用いて算出されている。
  • 最近10年間のカロリーベースの総合食料自給率は、50%以上である。
  • 生産額ベースの総合食料自給率は、先進国の中では高水準にある。

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この過去問の解説 (3件)

01

1:〇
食料自給率は、食糧需給表(フードバランスシート)をもとに、農林水産省により算出されます。

2:×
食料自給率は、農林水産省により算出、公表されています。

3:×
品目別自給率は、重量ベースで算出されています。
品目別自給率(%)=国内生産量/国内消費仕向量×100

4:×
最近10年間のカロリーベースの総合食料自給率は、50%以下(40%前後)で推移しています。

5:×
生産額ベースの総合食料自給率は、生産額の相場が国により異なり比較が難しいため、一概には比較ができません。

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02

1.フードバランスシート(食料需給表)とは、農林水産省によって、毎年、「日本国内でどれだけの食料が作られていて、またそれら食料がどのようにして消費者の元へ届けられているのか」といったことをまとめられたものです。
このフードバランスシートをもとにして、食料自給率は算出されています。
よって、正しい答えです。

2.食品安全委員会ではなく、農林水産省によって、
算出し、公表されています。

3.品目別自給率は、食料の重量を用いて算出されています。

4.最近10年間のカロリーベースの総合食料自給率は、40%前後で推移しています。

5.生産額ベースの総合食料自給率は、日本は先進国のなかでは、低い水準にあります。

参考になった数2

03

正解:1
1.○
食糧自給率はフードバランスシート(食糧需給表)に基づいて算出されています。フードバランスシートとは、我が国で供給される食料の生産から最終消費に至るまでの総量を明らかにしたものです。

2.食料自給率は農林水産省が算出・公表しています。

3.品目別自給率は以下の式にて算出されます。
品目別自給率=国内生産量/国内消費仕向量
食料の価格を用いて算出されているのは、生産額ベースの総合食料自給率です。

4.最近10年間のカロリーベースの総合食料自給率は40%前後で推移しています。

5.生産額ベースの総合食料自給率は、日本と先進国との差は少ないですが、日本のカロリーベースの自給率は低水準です。

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