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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問181

問題

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K総合病院に勤務する管理栄養士である。外来患者の栄養食事指導を行っている。
 患者は、70歳、男性。歩行時の呼吸困難感を主訴に来院した。精査の結果、中等度に進行したCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断された。食欲が低下し、この半年間で5 kgやせた。20歳から現在まで、40本/日の喫煙歴がある。
 身長160 cm、標準体重56.3 kg、体重44 kg。空腹時血液検査値は、アルブミン3.7 g/dL、尿素窒素16 mg/dL、クレアチニン0.5 mg/dL。基礎代謝量1,050 kcal/日、間接熱量計を用いて測定した安静時エネルギー消費量1,400 kcal/日。
1日当たりのエネルギー指示量である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
1,000 kcal/日
   2 .
1,400 kcal/日
   3 .
2,100 kcal/日
   4 .
3,000 kcal/日
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問181 )
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この過去問の解説 (3件)

9
正答は(3)

COPD患者は、呼吸筋を激しく使って呼吸するため、健康な人よりも多くのエネルギーを消費します。
さらに、肺に生じた炎症が全身に広がるため、体温が上昇し、より多くのエネルギーを消費します。
この事からCOPD患者のエネルギー消費量は、安静時エネルギー消費量の1.5倍であると言われています。
よって、この患者のエネルギー指示量は、1,400 ×1.5=2,100 kcal/日である事が導き出されます。

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3
正解は 3 です

1:誤

2:誤

3:正
基礎代謝量と活動係数、ストレス係数から必要栄養量を算出します。
患者は入院していないため、活動係数はやや軽い労作の1.5とします。
COPDであることからストレス係数は1.3とします。
1050kcal/日×1.5×1.3=2048kcal/日
したがって、2.100kcal/日が適切です。

4:誤

3
COPD患者が必要とするエネルギー量を求める式は、
安静時エネルギー消費量×1.5です。

今回の場合は、
1400kcal/日×1.5となり、答えは2100kcal/日です。

よって正しい答えは、3番です。

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