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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問187

問題

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K市保健センターの管理栄養士である。
相談者は、K市在住の35歳、女性。第1子妊娠中である。

プレママ・パパ教室の際に、「姉の子どもが卵アレルギーだったので、自分の子どもも心配です。今後、私や子どもの食事で気を付けることは何ですか。」と相談を受けて助言した内容である。
最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
妊娠中の今から、あなた自身の卵の摂取を控えましょう。
   2 .
出生後に母乳を与える際には、あなた自身の卵の摂取を控えましょう。
   3 .
離乳食を開始する時期を遅らせましょう。
   4 .
初めて卵を与える際には、よく加熱した卵黄にしましょう。
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問187 )
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この過去問の解説 (3件)

6
正解は 4 です

1:誤
妊婦自身がアレルギーの原因となる食品の摂取を制限する必要はありません。

2:誤
出生後の母乳を与える時期についても、
母親がアレルギーの原因となる食品の摂取を制限する必要はありません。

3:誤
食物アレルギーの発症を防ぐために、離乳食の開始を
遅らせる必要はありません。

4:正
卵に含まれるアレルゲンであるオボアルブミンやオボムコイドは
卵白に存在するため、卵は卵黄から全卵へと勧めます。
離乳の支援ガイドによると、離乳食は生後5~6か月頃から開始し、
野菜や果物、豆腐、白身魚、固ゆでした卵黄など
徐々に種類を増やしていきます。
生後7~8月頃では青魚や卵黄を与えてみます。
生後9~11か月頃には1日3回、歯茎でつぶせる固さにします。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
1.母親自身が卵の摂取を控えても、その子どもに対するアレルギー予防になるかといった効果はありません。

2.1番と同様で、例え母親が授乳中であっても、母親が卵の摂取量を控えても、子どもにアレルギーが出るかどうかということはありません。

3.アレルギー予防のために、離乳食の開始時期を遅らせるということは関係がありません。

4.卵のアレルギーは、卵黄か卵白かでいえば、卵白を与えた時の方が、よりアレルギーが出やすいといわれています。
また、加熱の状態もよく火の通ったものの方が、アレルギーは出にくいと考えられています。
そのため、比較的アレルギーの出にくい卵黄から与える方が良いので、4番が正しい答えです。

2
正答は(4)

1.(誤)
妊娠中の食事と胎児の食物アレルギーとの関係は現時点において、明確になっていない為、助言としては適切ではないと思われます。

2.(誤)
授乳中の食事と母乳を介した食物アレルギーとの関係は現時点において、明確になっていない為、助言としては適切ではないと思われます。

3.(誤)
食物アレルギーを回避する為に離乳食を開始する時期を遅らせる必要ないと言われています。

4.(正)
卵アレルギーの原因となるアレルゲンは、卵黄に比べて卵白に多く含まれています。
加えて、アレルゲンは加熱によって大きく変化し、アレルギーを起こしにくくなると言われています。
よって、卵アレルギーに対する助言として最も適切であると考えられます。

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