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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問189

問題

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K市保健センターの管理栄養士である。
相談者は、K市在住の35歳、女性。第1子妊娠中である。

児が3歳になって、保育所に預けることが決まった。医師からは卵アレルギーの診断がなされている。この児を受け入れることが決まった民間保育所から、給食での対応をできる限り行いたいということで、K市保健センターに相談があった。
助言内容として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
   1 .
家庭でこれまで摂取したことのある食品の種類を把握し、記録してください。
   2 .
給食対応の単純化のために、完全除去を基本としてください。
   3 .
調理室でアレルゲンの混入が起こりにくい献立にしてください。
   4 .
除去食を開始した場合には、在園中は見直しの必要はありません。
   5 .
月別の献立表に使用食品について記載し、家族に配布してください。
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問189 )
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この過去問の解説 (3件)

4
正答は(4)

1.(正)
卵アレルギー以外のアレルギーがある可能性を否定する事が出来ない為、家庭でこれまで摂取したことのある食品の種類を把握し、記録する事は有効であると思われます。

2.(正)
アレルギーによる個別対応の工程追加による業務の煩雑化とアレルゲンの混入リスクの観点から、給食対応の単純化のために、完全除去を基本とする事は有効であると思われます。

3.(正)
アレルギーによる個別対応の工程追加による業務の煩雑化とアレルゲンの混入リスクの観点から、調理室でアレルゲンの混入が起こりにくい献立にする事は有効であると思われます。

4.(誤)
この児のアレルギー反応の程度も発育状況によって変化する事も十分に考えられる為、定期的な見直しは必要であると思われます。

5.(正)
アレルギーの有無にかかわらず、保育所で提供する給食内容について、情報提供をする事は、必要です。
加えて、卵アレルギー以外のアレルギーがある可能性を否定する事が出来ない為、保育所で提供する給食の月別の献立表に使用食品について記載し、家族に配布する事は有効であると思われます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は 4 です

1:正
摂取したことがある食品の種類を把握することで、
食べてもよい食品やメニューが明確になります。

2:正
作業の単純化をすることにより、アレルギー対応に対する
ミスを防ぐことが可能になります。

3:正
少量のアレルゲンでも発症する可能性があるため、
アレルゲンの混入が起こりにくい献立にすることは
安全な給食提供に有効です。

4:誤
除去食開始後も必要に応じて見直しをする必要があるため不適切です。

5:正
使用食品や献立を家族に配布することで、改めて
食べられるかどうかの確認を家庭でしていただくことが出来ます。

1
卵アレルギーのある子どもということなので、
家ではどのような食事を摂っているかということは記録し、保育所に伝える必要があります。

また、保育所での給食は他の子どもにも対応する必要があるので、作業の単純化が求められるのではないかと考えられます。
このことから、卵の完全除去は必要だと思います。
加えて、他の子どものために卵を使い、例えばその調理器具をすぐにそのまま使用することで、アレルギーが起こってしまうということも可能性としては考えられます。
ですので、調理室ではできる限り、そのようなことが起こらないような献立にする必要があります。

そして、除去食を開始したら、在園中もずっとそのままというわけではないのと、子どもの発育次第で、考え方を改めていくことも必要なので、
見直しが必要となってきます。

最後に、保育所でどのような献立を立てたかというのを家族にも知らせる必要があるので、献立表の配布も必要です。

以上のことから、誤った答えは4番です。

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