管理栄養士の過去問
第35回
午前の部 問9

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問題

第35回 管理栄養士国家試験 午前の部 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

乳がんに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • わが国の女性の最近5年間の年齢調整死亡率は、胃がんより低い。
  • 授乳は、発症リスクを高める。
  • 主な発症要因として、ウイルス感染がある。
  • 法に基づく市町村事業としての検診では、20歳以上を対象とする。
  • 法に基づく市町村事業としての検診では、マンモグラフィが推奨されている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は(5)

1.(誤)
わが国の女性の最近5年間の年齢調整死亡率は、胃がんより高いとされています。

2.(誤)
授乳によって、乳がんの発症リスクを高める根拠は、示されていません。
逆に発症のリスクを低下させる可能性があります。

3.(誤)
乳がんの発症には、女性ホルモンのエストロゲンが深く関与していると言われています。
その他に月経、妊娠、授乳に関わる事、さらに生活習慣や遺伝が関与していると言われています。

4.(誤)
法に基づく市町村事業としての検診では、40歳以上を対象としています。

5.(正)
法に基づく市町村事業としての検診では、マンモグラフィが推奨されています。

参考になった数24

02

1.間違いです。

日本人女性の最近5年間の年齢調整死亡率は、乳がんの方が高いです。

2.間違いです。

授乳することにより、発症のリスクは低くなります。

3.間違いです。

主な発症要因として、女性ホルモンであるエストロゲンが増えることが考えられています。

4.間違いです。

法に基づく市町村事業としての検診は、対象年齢は、40歳以上です。

5.正しい答えです。

法に基づく市町村事業としての検診方法の一つに、マンモグラフィによる検査が

実施されています。

参考になった数7

03

1. 誤

乳がんの年齢調整死亡率は胃がんより高いとされています。

2. 誤

授乳が起因の疾患は、成人T 細胞白血病で、HTLVー1(ヒトT細胞白血病ウイルス)の母子感染で発症します。

3. 誤

乳がんのリスク因子として、乳がんの家族歴や、飲酒、肥満、高齢出産、少ない妊娠回数などがあります。

4. 誤

検診は40歳から2年に1回で、問診とマンモグラフィー検査があります。

5. 正

法に基づく市町村事業としての検診では、マンモグラフィーが推奨されています。

参考になった数4