管理栄養士の過去問
第35回
午前の部 問67

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問題

第35回 管理栄養士国家試験 午前の部 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

代表的な料理の献立の構成に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 会席料理では、最初に飯と汁が供される。
  • 精進料理では、煮干しだしの汁が供される。
  • 西洋料理の正餐では、最初に魚料理(ポワソン)が供される。
  • ビュッフェでは、主食、主菜、副菜が順番に供される。
  • 中国料理では、菜と点心が供される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は(5)

1.(誤)

会席料理では、最後に飯と汁が供されます。

2.(誤)

精進料理では、昆布だし等海藻や植物由来の汁が供されます。

3.(誤)

西洋料理の正餐では、最初に前菜が供されます。

4.(誤)

ビュッフェとは並べられた料理を各自で自由に取り分けるスタイルです。

5.(正)

中国料理では、菜と点心が供されます。

菜は主菜、湯はスープ、それ以外を点心に分類されます。

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02

食の多様化によりこのような問題が多くなってい来るかと思います。
しっかりと抑えましょう。

1.会席料理では最後に飯と汁が提供されます。

2.精進料理は昆布などのだし汁が提供される。
 精進料理は肉や魚は使用されません。

3.西洋料理は最初にアミューズブッシュが供されます。

4.ビュッフェ方式は決まった順番はありません。
 自由に料理を取り分けるスタイルのためです。

5.正答
 菜は主菜、点心は軽食の総称です。

参考になった数2

03

それぞれの料理形式、特徴を理解しておきましょう。

選択肢1. 会席料理では、最初に飯と汁が供される。

会席料理では、最後に飯と汁が供されます。

最後に止め椀として提供されます。

選択肢2. 精進料理では、煮干しだしの汁が供される。

精進料理では、煮干しだしの汁は供されません

精進料理とは、肉や魚など動物性の食材は用いられず、仏教の教えに基づいて殺生を避け、煩悩を抑えることを目的とした料理です。

選択肢3. 西洋料理の正餐では、最初に魚料理(ポワソン)が供される。

西洋料理の正餐では、最初に前菜が供されます。

一般的に、前菜、スープ、主菜魚・肉、デザートの順で提供されます。

選択肢4. ビュッフェでは、主食、主菜、副菜が順番に供される。

ビュッフェとは立食やセルフ形式の食事スタイルです。

自由に取り分けて食べるスタイルのため、順番はありません

選択肢5. 中国料理では、菜と点心が供される。

正しいです。

菜は主菜、点心は主菜とスープ以外の料理を示し、軽食や間食という意味もあります。

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