管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問110
この過去問の解説 (3件)
×(1)毎月の指導件数を集計し、推移を分析することは、影響評価です。
◯(2)訪問した患者と家族へのアンケートから、満足度を分析することは、経過評価です。
×(3)1年分の結果を1年度に評価しているため、形成的評価ではありません。形成的評価とは、プログラムの企画から実施の段階の評価であるため不適です。
×(4)人件費を分析することは、経済評価です。
×(5)初回訪問時と最終訪問時の体重を比較することは、結果評価です。
正解は「経過評価 ――― 訪問した患者と家族へのアンケートから、満足度を分析した。」です。
間違いです。
指導依頼件数を確認し、分析することで、事業がどのくらい進行できているかを見ることができます。
そのため、経過評価に該当します。
正しい答えです。
対象者のアンケートから、満足度を確認することにより、事業がどのくらい進行できているかを見ることができます。
そのため、経過評価に該当します。
間違いです。
1年分の栄養診断結果を集計していることから、今まで取り組んできた事業に対する総括をしていると考えることができます。
そのため、総括的評価に該当します。
間違いです。
人件費を分析していることから、金銭的な部分を知ることができます。
そのため、経済評価(費用便益分析)に該当します。
間違いです。
体重変化を確認することにより、行った事業の効果があったのかどうかを知ることができると考えられます。
そのため、結果評価に該当します。
正答は(2)
1.(誤)
毎月の指導依頼件数を集計し、推移を分析する事は、経過評価にあたると思われます。
経過評価とは、事業が計画通りに実施できているか評価する事です。
2.(正)
訪問した患者と家族へのアンケートから、満足度を分析する事は、経過評価にあたると思われます。
3.(誤)
1年分の栄養診断結果を集計し、事業のニーズを再分析する事は、総合評価にあたると思われます。
総合評価とは、すべての評価を含めて総合的な評価する事です。
4.(誤)
訪問栄養食事指導による収入との比較で、管理栄養士の人件費を分析する事は、経済評価にあたると思われます。
経済評価とは、事業に要した費用とその効果を評価する事です。
5.(誤)
初回訪問時と最終訪問時の体重を比較する事は、結果評価にあたると思われます。
結果評価とは、事業の目標がどの程度達成できているか評価する事です。
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