管理栄養士の過去問
第35回
午後の部 問150
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問題
第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問150 (訂正依頼・報告はこちら)
集団における栄養調査データを、日本人の食事摂取基準(2020年版)を用いて評価した。評価項目とその指標の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- エネルギーの摂取不足 ――― 推定エネルギー必要量( EER )を下回る者の割合
- エネルギーの過剰摂取 ――― 推定エネルギー必要量( EER )を上回る者の割合
- 栄養素の摂取不足 ――――― EARを下回る者の割合
- 栄養素の摂取不足 ――――― RDAを下回る者の割合
- 栄養素の過剰摂取 ――――― AIを上回る者の割合
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この過去問の解説 (3件)
01
(1)(2)エネルギー摂取の過不足の評価は体重変化量やBMIで判断します。
(3)◯
(4)栄養素の摂取不足の評価は推定平均必要量(EAR)または目安量を用います。
(5)目安量(AI)ではなく、耐容上限量(UL)を用います。
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02
正答は(3)
1.(誤)
エネルギーの摂取不足については、体重の減少率やBMIを用いて評価します。
2.(誤)
エネルギーの過剰摂取については、体重の増加率やBMIを用いて評価します。
3.(正)
栄養素の摂取不足については、推定平均必要量(EAR)を用いて評価します。
4.(誤)
栄養素の摂取不足については、推定平均必要量(EAR)や推奨量(RDA)を用いて評価します。
これらが設定できない場合は、目安量(AI)を用いて評価します。
5.(誤)
栄養素の過剰摂取については、耐容上限量(UL)を用いて評価します。
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03
日本人の食事摂取基準に関する問題は、頻出問題です。
問われる言葉の意味とその略語(名称)と合わせてそれぞれの特徴も覚えておく必要があるといえます。
間違いです。
エネルギーの摂取不足は、目標とするBMIを下回る者の割合を評価できます。
間違いです。
エネルギーの過剰摂取は、目標とするBMIを上回る者の割合を評価できます。
正しい答えです。
EARとは、推定平均必要量のことを指します。
よって、栄養素の摂取不足は、EARを下回る者の割合を評価することができます。
間違いです。
RDAとは、推奨量のことを指します。
そのため、ここでは、栄養素の摂取不足は、RDAではなく、EARを下回る者の割合を評価することができます。
間違いです。
AIとは目安量を指します。
そのため、ここでは、栄養素の過剰摂取は、AIではなく、UL(耐容上限量)を上回る者の割合を評価することができます。
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