管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問160
この過去問の解説 (4件)
正答は「顧客価値( Customer Value ) ―― 利用者が食塩摂取量を抑えられるよう、ヘルシーメニューを提供する。」
マーケティングの4C論についてです。
・顧客価値(customer value):商品やサービスによって顧客が得られる価値
例→健康・安さ・くつろぎ
・顧客コスト(customer cost):顧客が商品やサービスを入手するために必要なコスト
例→販売価格・時間・手間
・利便性(convenience):商品・サービスが欲しい時に手に入る
例→コンビニエンスストア(長時間営業という利便性)
・コミュニケーション(communication):企業と顧客が自由に対話できること
例→インターネットによるコミュニケーション
(誤)
SNSでの情報発信は「コミュニケーション」に該当します。
(正)
正しいです。
(誤)
メニューを増やすことは「顧客価値」に該当します。
(誤)
イベントの実施は「コミュニケーション」に該当します。
(誤)
割引クーポンの発行は「顧客コスト」に該当します。
【 マーケティングの 4C 】
・顧客価値(Customer Value):顧客にとっての価値
・顧客コスト(Cost to the Customer):顧客にとっての負担(経費)
・利便性(Convenience):顧客利便性
・コミュニケーション(Communication):顧客とのコミュニケーション
4Pは企業側の視点で、4Cは消費者(顧客)側の視点で考えられています。
(誤)
コミュニケーション(Communication) 利用者がメニューの特徴を確認できるよう、SNS で情報を発信する。
(正)
顧客価値(Customer Value) :利用者が食塩摂取量を抑えられるよう、ヘルシーメニューを提供する。
(誤)
顧客価値(Customer Solution): 利用者が選択する楽しみを広げられるよう、メニュー数を増やす。
(誤)
コミュニケーション(Communication) 利用者が話題の人気メニューを食べられるよう、イベントを実施する。
(誤)
顧客コスト(Customer cost): 利用者が健康的な食事を安価に利用できるよう、割引クーポンを発行する。
マーケティングの4Pとは、市場分析の結果をもとに、給食事業の展開を考えていき、どのようなものを、いくらで、どのように、どこに作るかなどを定めていく考え方のことです。
Product(製品)、Price(価格)、Promotion(販売促進)、Place(流通)
マーケティング・ミックスは、顧客側からみると4Cになると言われています。
顧客からみた4つのP(4C)
・Product ➡ Customer solution 顧客の抱える問題の解決
・Price ➡ Cost 顧客が支払う費用
・Place ➡ Convenience 顧客の購買時の利便性
・Promotion ➡ Communication 顧客へのコミュニケーション
×
SNSなどを駆使した方法は、Communicationです。
〇
適切です。
×
メニュー数を増やすことは、Customer solutionです。
×
利用者が人気のメニューを食べることができるよう、イベントを開催することは、Costです。
×
Communicationは、顧客へのコミュニケーションに関わるので、購入する時の情報入手方法や、商品の情報を開示することです。
マーケティングの4C論については以下のとおりです。
・顧客価値(customer value)
商品やサービスによって顧客が得られる価値
・顧客コスト(customer cost)
顧客が商品やサービスを入手するために必要なコスト(例:価格・時間・手間)
・利便性(convenience)
商品・サービスが欲しい時に手に入る(例:コンビニエンスストア)
・コミュニケーション(communication)
企業と顧客が自由に対話できること(例:インターネットによるコミュニケーション)
(誤)
利用者がメニューの特徴を確認できるよう、SNS で情報を発信することは、「コミュニケーション(Communication)」に該当します。
(正)
正しいです。
(誤)
利用者が選択する楽しみを広げられるよう、メニュー数を増やすことは「顧客価値(Customer Solution)」に該当します。
(誤)
利用者が話題の人気メニューを食べられるよう、イベントを実施することは、「コミュニケーション(Communication)」に該当します。
(誤)
利用者が健康的な食事を安価に利用できるよう、割引クーポンを発行することは「顧客コスト(Customer cost)」に該当します。
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