管理栄養士の過去問
第35回
午後の部 問166
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問題
第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問166 (訂正依頼・報告はこちら)
1日1,000食(朝食・昼食)をクックサーブ方式で提供する事業所給食施設において、労働生産性を高めるための検討事項に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 献立を見直し、調理機器の稼働率が高くなるようにする。
- 下処理作業を見直し、食材料を加工度の低いものに変更する。
- 献立の種類数を見直し、多品目少量生産に切り替える。
- 作業の標準時間を見直し、作業時間を長く設定する。
- 調理従事者の雇用を見直し、パートタイム従事者を減らしてフルタイム従事者を増やす。
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この過去問の解説 (3件)
01
正答は1です。
*労働生産性
「従業員1人当たり、または1時間当たりに生み出す成果」を表した指標です。
1.(正)
人の手ではなく、調理機器を積極的に活用した方が作業効率が良くなります。
2.(誤)
加工度の低いものは、下処理や加熱調理の工程が多くなります。そのため、加工度の高い食品や食材を多用することで、作業工程を省くことができます。
3.(誤)
多品目少量生産だと、それだけ作業工程が複雑になったり、作業場所が多く必要になります。少品目多量生産にした方が労働生産性は高まります。
4.(誤)
効率化などで作業時間を短縮すると労働生産性が高まります。
5.(誤)
フルタイム従事者とは、会社で決められた「1週間当たりの所定労働時間」を満たしている人のことを言い、パートタイム従事者とはそれを満たしていない人のことを指します。
つまり、フルタイム従事者を増やすとそれだけ労働時間が増えるため、労働生産性は低くなります。
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02
正解は【1】です
クックサーブシステムは、食事ごとに調理・配食を行う方式です。
長所は、調理終了から提供までの時間が短いことと、作り立ての食事を提供することができることです。
短所は、調理後に保存をすることができないことです。
1.〇
適切です。
調理機器を上手に使用し、効率よく調理当日に提供をすることができるようにします。
2.×
下処理作業を見直すことは重要ですが、食材料の加工度は高いものに変更する必要があります。
3.×
献立の種類数を見直すことは重要ですが、少品目大量生産に切り替える必要があります。
4.×
作業時間は短くする必要があります。
5.×
フルタイム従事者を増やしても、労働生産性を高めることにはつながりません。
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03
正答は(1)
*労働生産性
「従業員1人当たり、または1時間当たりに生み出す成果」を表した指標です。
1.(正)
人の手ではなく、調理機器を積極的にした方が作業効率が良くなります。
2.(誤)
加工度の低いものは、下処理や加熱調理の工程が多くなります。そのため、加工度の高い食品や食材を多用することで、作業工程を省くことができます。
3.(誤)
多品目少量生産だと、それだけ作業工程が複雑になったり、作業場所が多く必要になります。少品目多量生産にした方が労働生産性は高まります。
4.(誤)
作業時間を短縮した方が労働生産性は高まります。
5.(誤)
フルタイム従事者とは、会社で決められた「1週間当たりの所定労働時間」を満たしている人のことを言い、パートタイム従事者とはそれを満たしていない人のことを指します。
つまり、フルタイム従事者を増やすとそれだけ労働費がかかるため、労総生産性は低くなります。
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