問題
今後の食事に対する具体的なアドバイスである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
正答は(1)
前回の問題より「エネルギー不足であることが最優先課題」として挙げられていました。
つまり、食事摂取量自体をそこまで増やさず、エネルギーを効率よく摂れる食事にする必要があります。
1.(正)
油脂類を使用した調理法に変えることでエネルギーを増やすことにつながるため正しいです。
2.(誤)
卵を追加することでタンパク質の摂取量を増やすことにつながります。
3.(誤)
野菜摂取量を増やしたいときのアドバイスです。
4.(誤)
みそ汁をやめるアドバイスは、食塩摂取量を抑えたい時に行います。
正解は【1】です
1.〇
煮る料理よりも、炒める料理のほうが、エネルギー量も多くなるので、適切だと推察されます。
2.×
朝食に卵1個程度、増やすことができれば多少エネルギー量の増加になりますが、卵1個分のエネルギーを増やしても、エネルギー不足の状態に変化はみられないと考えられるので、不適切です。
3.×
栄養補給において、最優先に取り組む課題が「エネルギー摂取量を増やすこと」なので、朝食にエネルギーがほぼない野菜の摂取量を増やす必要は不適切と推察されます。
4.×
食塩の摂取量が多いわけではないので、不適切と推察されます。
正答は(1)
前回の問題より「エネルギー摂取量が少ない」ことが問題点として挙げられていたので、エネルギー摂取量を増やす必要があります。
1.(正)
油脂類を使用した調理法に変えることで、エネルギーの摂取量を増やすことにつながるため正しいです。
2.(誤)
卵を追加すると、エネルギーだけでなく、タンパク質の摂取量を増やすことにつながります。
腎機能の低下がみられることから、タンパク質の摂取量が過剰にならないようにしなければならないので、適していません。
3.(誤)
野菜摂取量を増やしたいときのアドバイスです。
4.(誤)
食塩摂取量を抑えたいときのアドバイスです。