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管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問184

問題

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K小児病院に勤務する管理栄養士である。先天性代謝異常等検査でフェニルケトン尿症を指摘された患児の母親に、栄養食事指導を行うことになった。患児は、生後1か月、男児。出生体重2,700g、身長48cm。身体・精神に明らかな所見を認めない。
治療用ミルクと並行して、離乳食を開始する時期となった。「舌でつぶせる固さ」の時期の離乳食献立として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
つぶし粥、豆腐ペースト
   2 .
さつまいものマッシュ、卵黄ペースト
   3 .
じゃがいものマッシュ、煮たりんご
   4 .
煮魚のほぐし、つぶしたバナナ
( 第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問184 )
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この過去問の解説 (3件)

11

正答は(3)

離乳の支援ガイドより

・生後5.6か月(離乳初期):滑らかにすりつぶした状態

・生後7.8か月(離乳中期):舌でつぶせる固さ

・生後9~11か月(離乳後期):歯茎でつぶせる固さ

・生後12~18か月(離乳完了期):歯茎で噛める固さ

と分類されています。

1.(誤)

つぶし粥・豆腐ペーストは「なめらかにすりつぶした状態」です。

2.(誤)

さつまいものマッシュ・卵黄ペーストは「滑らかにすりつぶした状態」です。

3.(正)

じゃがいものマッシュ・煮たりんごは「舌でつぶせる固さ」です。

4.(誤)

煮魚のほぐし・つぶしたバナナは「歯茎でつぶせる固さ」です。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

正解は【3】です

フェニルケトン尿症の患児に対して、離乳期以降は調整したフェニルアラニン調整食を与える必要があります。

また、状況によっては低たんぱく質食を組み合わせる必要もあります。

1.×

豆腐はたんぱく質が豊富に含まれているので、不適切です。

2.×

卵も豆腐と同様に、たんぱく質が豊富なので不適切です。

3.

低たんぱく質食品であることと、マッシュ状になっていることと、よく煮てあるので舌でつぶしやすい状態となっているため適切です。

4.×

煮魚も、たんぱく質が豊富なので不適切であることと、ほぐしたものは、舌でつぶすことができる可能性が低いので、不適切です。

1

正答は3です。

授乳・離乳の支援ガイドでは、
・生後5~6か月(離乳初期):なめらかにすりつぶした状態
・生後7~8か月(離乳中期):舌でつぶせる固さ
・生後9~11か月(離乳後期):歯茎でつぶせる固さ
・生後12~18か月(離乳完了期):歯茎で噛める固さ
というように、離乳食の形態を分類しています。

ちなみに、フェニルケトン尿症の患児へ与える離乳食として、たんぱく質を多く含む食品は好ましくありません。

1.(誤)
つぶし粥・豆腐ペーストは「なめらかにすりつぶした状態」なので不適切です。


2.(誤)
さつまいものマッシュ・卵黄ペーストは「なめらかにすりつぶした状態」なので不適切です。

3.(正)
じゃがいものマッシュ・煮たりんごは「舌でつぶせる固さ」なので適切です。

4.(誤)
煮魚のほぐし・つぶしたバナナは「歯茎でつぶせる固さ」なので不適切です。

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