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管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問186

問題

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K大学クリニックに勤務している管理栄養士である。患者は、21歳、女性。大学入学と同時に一人暮らしを始めた。中学生の時からダイエットを始め、大学入学後、おかずには野菜だけを食べる生活を続けている。最近、運動時に息切れするようになり、クリニックを受診した。また他院にて、舌炎を指摘されている。BMI18.5kg/m2。血液検査値は、アルブミン4.2g/dL、ALT18U/L、AST20U/L、総ビリルビン0.8mg/dL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、赤血球234 × 104/μL、ヘモグロビン8.5g/dL、MCV112fL(基準値79~100fL)、MCHC32.4%(基準値26.3~34.3%)。
この患者に認められる症候である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
匙状爪
   2 .
たんぱく尿
   3 .
血尿
   4 .
神経障害
( 第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問186 )
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この過去問の解説 (3件)

11

正答は4です。前問より「ビタミンB12欠乏性貧血」であることが分かります。
よってこれに特有の症状を選びます。

1.(誤)
匙状爪は、鉄欠乏性貧血の際に見られます。

2.(誤)
たんぱく尿は、腎臓の機能が低下すると現れることから、腎性貧血の際に見られることがあります。

3.(誤)
腎臓の糸球体に障害が起こると、血液のろ過機能に障害が起き、血尿が認められることがあります。腎臓の機能が低下していると起こり得る症状であるため、腎性貧血の際に見られることがあります。

4.(正)
神経障害は、巨赤芽球性貧血(ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血)で見られる症候の一つです。神経障害のほかにも、舌炎や下痢などが見られることがあります。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

正答は(4)

前問より「ビタミンB12欠乏性貧血」であることが分かります。

よってこれに特有の症状を選びます。

1.(誤)

鉄欠乏性貧血の際に見られます。

2.(誤)

腎臓の機能が低下するとたんぱく尿が見られることがあります。よって腎性貧血の際に見られることもあります。

3.(誤)

腎臓の糸球体に障害が起こると、血液のろ過機能に障害が起き、血尿が見られることがあります。つまり、腎臓の機能が低下していると起こり得る症状であるため、腎性貧血の際に見られることもあります。

4.(正)

ビタミンB12欠乏性貧血の際に見られます。

3

正解は【4】です

1.×

匙上爪は、鉄欠乏性貧血で現れる身体徴候です。

匙上爪以外には、蒼白、口角口内炎、眼瞼結膜貧血なども現れます。

2.×

たんぱく尿は、腎機能を示す指標なので、不適切です。

3.×

血尿も、尿路の炎症(急性腎炎、腎結核、腎盂炎、膀胱炎、尿道炎)などの場合に生じるので、不適切です。

4.

適切です。

ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血は、下肢のしびれ、歩行障害などの神経障害や、食欲不振、胸やけ、ハンター舌炎などの症状が現れます。

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