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管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問196

問題

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K町に勤務する管理栄養士である。豪雨によりK町の4分の1が浸水し、道路の一部が寸断され、住民約100名が公民館に避難している。この避難所の栄養管理を担当することとなった。公民館には、小さな家庭用のシンクが2か所、プロパンガスの家庭用コンロが2つ設置されている。
避難所開設当日、避難所にかけつけた管理栄養士が、避難住民から最初に聞き取る項目である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
避難当日に食べた食事内容
   2 .
食事の要配慮事項
   3 .
食物の嗜好
   4 .
日常の朝食摂取状況
( 第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問196 )
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この過去問の解説 (3件)

2

正答は(2)

災害時は過酷な環境が予想され、食事も十分なものが供給されないことが予想されます。

その中で、アレルギーを持つ人、妊婦、高齢者、乳児・幼児等は、食事内容を間違えると命に関わってくるケースもあります。また、そうした人たちの不安を取り除くためにも最優先で状況を把握する必要があります。

状況を把握次第、代替食の検討を行う必要があります。

よって正解は(2)となります。

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0

正解は【2】です

災害時には、建物の破損やライフラインの遮断などにより、通常の食事提供が困難になります。

しかし、そのような状況下でも、出来る限りの栄養維持・改善のために、早期に食事を提供する必要があります。

1.×

避難当日に食べた食事内容を確認することも重要ですが、最初に聞き取る項目としては不適切です。

2.

最も適切です。

避難所には、食事に特別な配慮が必要な方(例えば、乳幼児、摂食嚥下機能が低下している高齢者、病気のために治療をしている患者)もいる可能性が高いので、一番初めに、食事の要配慮事項について聞き取る必要があります。

3.×

食物の嗜好を聞いて、対応することも重要ですが、限られた資源のなかで行うべきことではありません。

4.×

こちらも同様に、普段の朝食摂取状況をはじめに聞き取りすることは不適切です。

0

正答は2です。

⑴ 避難生活での食事内容を検討するにあたって、避難当日に食べた食事内容の情報はあまり参考になりません。よって不適切です。

⑵ 災害時は過酷な環境のため、十分な食事が供給されないことが予想されます。

そんな状況でも、食物アレルギーを持つ人、妊婦、高齢者、乳児・幼児等は、食事内容を間違えると命に関わってくるケースもあるため、最優先で状況把握し、代替食の検討を行う必要があります。他に要配慮の対象となる項目には、摂食嚥下機能の低下、義歯又は歯の有無、慢性疾患の有無、経腸栄養の有無などがあります。

⑶ 災害時に食物の嗜好まで考慮する余裕はありません。他の項目に比べて優先順位は低くなります。

⑷ 平常時の食習慣は、非常時の聞き取りの最優先項目とはいえません。

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