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管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問197

問題

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K町に勤務する管理栄養士である。豪雨によりK町の4分の1が浸水し、道路の一部が寸断され、住民約100名が公民館に避難している。この避難所の栄養管理を担当することとなった。公民館には、小さな家庭用のシンクが2か所、プロパンガスの家庭用コンロが2つ設置されている。
避難所開設3日目、水道・電気は使用できないが、給水車により水の供給があり、プロパンガスは使用可能であることが確認された。4日目には、多様な食品の支援物資が届き、水と食品の保管場所を決定した。管理栄養士が行うべきこととして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
支援物資の使用計画表の作成
   2 .
避難者個々の必要栄養量の算出
   3 .
避難者の体重計測
   4 .
大量調理器具の調達
( 第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問197 )
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この過去問の解説 (3件)

3

正解は【1】です

1.

最も適切です。

支援物資を効率良く活用するための、使用計画表をすみやかに作成し、避難者へ食事提供をする必要があります。

2.×

避難者個々の必要栄養素量の算出を行うためには、避難者の身体組成測定なども行わなければいけないので、不適切です。

3.×

避難者の身体組成測定を行うことも重要ですが、避難4日目に行うこととしては不適切です。

4.×

大量調理器具の調達をしたとしても、ライフラインが遮断されているので、活用をすることができません。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

正答は1です。

避難所生活初期段階でも、適切な栄養素の補給は重要ではあるのですが、個人に対応した必要栄養量にあわせて食事を提供することは困難なため、重要度の高い栄養成分の補給を行います。

4日目には多様な食品の支援物資や水が揃うとのことなので、計画的に物資を供給するため、それらの使用計画を立てる必要があります。


1.(正)
使用計画表を作成することは最も優先される事項のため正しいです。

まず、多様な食品の支援物資をどのように使用していくかの計画を立て、そこから必要栄養量を確保できるようにしていきます。

2.(誤)
避難者個々の必要栄養量の算出は、手間と時間のかかる作業なので、最優先事項ではありません。

3.(誤)
個人の栄養状態を評価するために体重測定は必要ですが、個人の栄養管理は4日目の段階で実施するのは困難なので不適切です。

4.(誤)
ここの公民館では、小さな家庭用シンクが2か所、プロパンガスの家庭用コンロ2台のみの設置のため、大量調理器具を使用することは困難と考えられます。よって不適切です。

0

正答は(1)

4日目あたりから、それまでの「エネルギーを摂取する食事」から、徐々に「たんぱく質、ビタミン、ミネラルの不足に対応する食事」を意識する必要があります。

4日目には多様な食品の支援物資や水が揃っている状態とのことなので、それらの使用計画を立て、計画的に物資を供給する必要があります。

1.(正)

使用計画表を作成することは最も優先される事項のため正しいです。

2.(誤)

避難者個々の栄養量の算出は最優先事項ではないので不適切です。

3.(誤)

避難者の体重測定は必要ないため不適切です。

4.(誤)

ここの公民館では、小さな家庭用のシンクが2か所、プロパンガスの家庭用コンロ2台のみの設置のため、大量調理器具は必要ないと考えられます。よって不適切です。

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