管理栄養士の過去問
第36回
午前の部 問63

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問題

第36回 管理栄養士国家試験 午前の部 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

容器包装に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • アルミニウムは、ラミネート材料として利用されている。
  • セロハンは、防湿性が高い。
  • ガラスは、ガス遮断性が低い。
  • 無菌包装では、包装後に殺菌処理を行う。
  • ガス置換包装では、容器内の空気を酸素に置換する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

アルミニウムによるラミネート袋は様々な食品に使われています。

遮光性や香りを逃がしにくいといった特徴の他に、防湿性が高い点も優れています。

2:セロハンは透過性に優れていますが、防湿性や耐熱性が低いです。

3:ガラスはガス遮断性に優れているだけでなく、耐熱性にも優れています。

4:無菌包装とは、あらかじめ超高温滅菌などで無菌化した食品を、

無菌状態の包装材料を用いて無菌環境の中で包装することです。

5:ガス置換包装とは密閉した容器から空気を除去し、他のガスに置換するものです。

この置換するガスは包装する食品によって変わります。(二酸化炭素、窒素、酸素など)

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02

容器包装について理解を深めましょう。

選択肢1. アルミニウムは、ラミネート材料として利用されている。

正しいです。

アルミニウムは、ラミネート材料として利用されます。

遮光性防湿性に優れています。

選択肢2. セロハンは、防湿性が高い。

セロハンは、透過性が高いです。

選択肢3. ガラスは、ガス遮断性が低い。

ガラスは、ガス遮断性が高いです。

選択肢4. 無菌包装では、包装後に殺菌処理を行う。

無菌包装では、包装に殺菌処理を行います。

選択肢5. ガス置換包装では、容器内の空気を酸素に置換する。

ガス置換包装では、容器内の空気を窒素に置換します。

まとめ

材質の特徴を理解して、包装する食品に応じたものを考えましょう。

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03

容器包装に関して理解しておきましょう。

選択肢1. アルミニウムは、ラミネート材料として利用されている。

正しいです。

軽く、遮光性や防湿性があります。

選択肢2. セロハンは、防湿性が高い。

セロハンは防湿性が低いです。

ロハンは切れやすく 静電気によるホコリの付着が少ない(防塵性)のが特徴です

選択肢3. ガラスは、ガス遮断性が低い。

ガラスはガス遮断性が高いです。

ガス遮断性とは酸素や窒素、二酸化炭素などの気体全般に対するバリア性をいいます。

選択肢4. 無菌包装では、包装後に殺菌処理を行う。

無菌包装はあらかじめ加熱等で殺菌処理した食品、無菌化した包装材料を使用し、無菌の環境で包装することをいいます。

選択肢5. ガス置換包装では、容器内の空気を酸素に置換する。

ガス置換包装では窒素、二酸化炭素等、あるいはそれらの混合ガスで包装系内を置換します。食品の変質を防ぐことが目的です。

まとめ

容器包装に関して理解しておきましょう。

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