管理栄養士の過去問 第36回 午前の部 問70
この過去問の解説 (3件)
正解は 4 です。
摂取した栄養素はすべて吸収されるわけではありません。
そこで、摂取した栄養素がどれだけ体内に吸収されたのか
割合として示したものが消化吸収率となります。
消化吸収率には”見かけの消化吸収率”と”真の消化吸収率”があります。
摂取したものは吸収されず糞便として排泄されるものもあるので、
糞便排泄量で補正したものが見かけの消化吸収率です。
また、糞便には吸収されなかった栄養素以外にも内因性排泄量
(消化液や超粘膜上皮など)もあるので、
それを考慮し差し引いたものが真の消化吸収率です。
したがって、選択肢4は【見かけの】ではなく【真の消化吸収率】です。
1:〇
2:〇
3:〇
5:◯
糞便量から糞便内因性排泄量を差し引いているので、
見かけの消化吸収率より高くなります。
「見かけの消化吸収率」と「真の消化吸収率」の違いを理解しておきましょう。
見かけの消化吸収率=(摂取量-糞便中の排泄量)÷摂取量×100
真の消化吸収率={摂取量-(糞便中の排泄量-内因性損失量)}÷摂取量×100
上記のようにそれぞれ算出できます。
正しいです。
「見かけの消化吸収率」と「真の消化吸収率」の2つが存在します。
正しいです。
調理の影響を受けます。
正しいです。
消化吸収率は摂取量に対する吸収量の割合です。
真の消化吸収率の求め方です。
見かけの消化吸収率は「(摂取量-糞便中の排泄量)÷摂取量×100」で算出することができます。
正しいです。
糞便中の排泄量から糞便内因性排泄量を差し引いているので見かけの消化吸収率より高くなります。
「見かけの消化吸収率」と「真の消化吸収率」の違いを理解しておきましょう。
消化吸収率について、理解を深めましょう。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
誤りです。
消化吸収率には、見かけの消化吸収率と、真の消化吸収率があります。
見かけの消化吸収率は、真の消化吸収率よりも低い値を示します。
それぞれ、以下の式で求められます。
見かけの消化吸収率 = (摂取量 − 糞便中の排泄量) ÷ 摂取量 × 100
真の消化吸収率 = { 摂取量 − (糞便中の排泄量 − 内因性排泄量) } ÷ 摂取量 × 100
設問の内容は、真の消化吸収率の説明です。
正しいです。
真の消化吸収率と見かけの消化吸収率の違いを理解しましょう。
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