管理栄養士の過去問
第36回
午後の部 問153

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問題

第36回 管理栄養士国家試験 午後の部 問153 (訂正依頼・報告はこちら)

特定給食施設の設置者が取り組むことで、利用者の適切な栄養管理につながる取組である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 管理栄養士や栄養士の配置
  • 利用者の栄養状態を多職種で共有できる仕組みづくり
  • 食料自給率向上のためのシステム構築
  • 食中毒を防止するための施設設備の整備
  • 自然災害の発生を想定した地域連携

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この過去問の解説 (3件)

01

①○ 栄養士、管理栄養士の配置は、利用者の適切な栄養管理につながります。

②○ 利用者の栄養状態を多職種で共有することによって、適切な栄養管理につながります。

③× 食料自給率向上のためのシステム構築は、栄養管理に直接関与しません。

④○ 施設設備の整備は、適切な栄養管理につながります。

⑤○ 自然災害を想定した地域連携は、適切な栄養管理につながります。

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02

正解は「食料自給率向上のためのシステム構築」です。

選択肢1. 管理栄養士や栄養士の配置

→【○】

選択肢2. 利用者の栄養状態を多職種で共有できる仕組みづくり

→【○】

選択肢3. 食料自給率向上のためのシステム構築

→【×】国全体としてはもちろん重要な課題ですが、施設利用者の適切な栄養管理には直結しません。

選択肢4. 食中毒を防止するための施設設備の整備

→【○】

選択肢5. 自然災害の発生を想定した地域連携

→【○】

参考になった数2

03

特定給食施設では、厚生労働省令で定める基準に従って適切な栄養管理を行わなければなりません。

選択肢1. 管理栄養士や栄養士の配置

管理栄養士や栄養士の配置は、適切な栄養管理につながる取組です。

管理栄養士・栄養士の配置基準が定められています。

選択肢2. 利用者の栄養状態を多職種で共有できる仕組みづくり

利用者の栄養状態を多職種で共有できる仕組みづくりは、適切な栄養管理につながる取組です。

例として、医療施設ではNST(栄養サポートチーム)やクリニカルパスなど活用して栄養管理業務が行われています。

選択肢3. 食料自給率向上のためのシステム構築

食料自給率向上のためのシステム構築は、利用者の適切な栄養管理につながる取組ではありません

食料自給率とは、国内で消費される食料のうち国内生産分の割合のことで、栄養管理とは直接関係ありません。

選択肢4. 食中毒を防止するための施設設備の整備

食中毒を防止するための施設設備の整備は、利用者の適切な栄養管理につながる取組です。

衛生的で安全な食事を提供しなければなりません。

選択肢5. 自然災害の発生を想定した地域連携

自然災害の発生を想定した地域連携は、利用者の適切な栄養管理につながる取組です。

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