管理栄養士の過去問
第36回
午後の部 問159
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問題
第36回 管理栄養士国家試験 午後の部 問159 (訂正依頼・報告はこちら)
介護保険施設における、目測法による個人の食事摂取量の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 正確な摂取量を把握できる。
- 食べ残し量で摂取量を評価する。
- 評価は、評価者個人の基準を用いて行う。
- 食べ残したお浸しの汁は、残菜に含める。
- 食べこぼした食品は、残菜に含めない。
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この過去問の解説 (3件)
01
目測法とは、目視で食事の摂取量を推定する方法です。
①× 目視なので正確な摂取量は把握できません。
②○
③× 個人ではなく施設の基準を用いて評価します。
④× お浸しの汁は残菜に含めません。
⑤× 食べこぼしも残菜に含めます。
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02
正解は「食べ残し量で摂取量を評価する。」です。
→【×】目で見た量から推測するため、正確な量はわかりません。
→【○】
→【×】個人の基準で行うと人によってバラつきが生じるため、施設で基準を定めて評価者のトレーニングを行うことで一定の評価ができるようにします。
→【×】お浸しの汁は摂取しないことが通常であるため、残菜には含めません。
→【×】食べこぼしも摂取できていないことになるため、残菜に含みます。
目測法は残食量を見るだけで評価ができ、簡便に残菜量が評価できることから多くの施設で採用されています。簡便性という利点がある一方、評価者の目測に依存するため人によって評価が異なる可能性があります。そのため、施設では一定の基準を設け、その基準に沿ってトレーニングを行った評価者が評価を行うようにします。
また、残食量の推定には目測法の他に秤量法があります。秤量法は残食の重量を測定するため時間はかかりますが、正確な残食量がわかります。
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03
目測法とは、目視で食事摂取量を評価する方法です。
不適切です。
目視での測定方法のため正確な摂取量は把握できません。
適切です。
どれだけ食べ残したかを目視で測定し、配膳量と比較し摂取量を評価します。
不適切です。
評価は施設の基準を用いて行います。
不適切です。
お浸しの汁は通常摂取しないため、残菜には含めません。
不適切です。
食べこぼした食品も本来食べるべきものであるため、残菜に含めます。
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