管理栄養士の過去問
第36回
午後の部 問188
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問題
第36回 管理栄養士国家試験 午後の部 問188 (訂正依頼・報告はこちら)
K小学校に勤務する栄養教諭である。児童の望ましい食習慣の形成を目的に、3年計画で、「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」を目標とした食育に取り組んでいる。評価の対象は、計画期間の3年間を通して在籍する1年生から4年生までの600人である。
「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」の達成に向けて、設定した目標である(表)。表のa~cに入る目標の種類として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」の達成に向けて、設定した目標である(表)。表のa~cに入る目標の種類として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- a:学習目標 b:学習目標 c:行動目標
- a:学習目標 b:行動目標 c:環境目標
- a:学習目標 b:学習目標 c:環境目標
- a:学習目標 b:学習目標 c:学習目標
- a:行動目標 b:行動目標 c:学習目標
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
(a)朝食の役割を理解している子どもの割合の増加ということは学習目標になります。
(b)簡単な朝食を作ることができる子どもの割合の増加は、一見行動目標と考えられますが、一度学習しなければ身につかないことなので、学習目標になります。
(c)朝食摂取の大切さを理解している保護者の割合の増加は家庭環境になりますので環境目標となります。
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02
それぞれ目標について理解しておきましょう。
学習目標とは、その教育プログラムにおける長期目標を達成するための方向性を示す目標です。
行動目標とは、行動に関わる個別目標で、健康状態、生活状況を見直し、改善するとよいこと、改善できそうなことについて具体的な行動内容を設定します。
環境目標とは、食物の入手先、食生活関連情報の入手先など環境に関する目標です。
a:朝食の役割を理解している子どもの増加は、学習目標にあたります。
b:簡単な朝食を作ることができる子どもの割合の増加は、知識に関わることであり、学習目標にあたります。
c:朝食摂取の大切さを理解している保護者の増加は、環境目標にあたります。
こちらが正解です。
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03
(a) 理解度についての目標なので、学習目標です。
(b) 朝食を作る知識があるということなので、学習目標です。行動目標は、「毎日簡単な朝食を食べる子どもの割合の増加」など、行動・習慣に関連したものが当てはまります。
(c) 保護者は子どもにとっての環境に当たるため、環境目標です。
(c)は環境目標です。
(b)は学習目標です。
正解です。
(c)は環境目標です。
(a),(b)は学習目標、(c)は環境目標です。
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