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管理栄養士の過去問 第37回 午前の部 問57

問題

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食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
品質が急速に劣化しやすい食品には、賞味期限を表示しなければならない。
   2 .
食物繊維量は、表示が推奨されている。
   3 .
食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムを含まない。
   4 .
大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示が義務づけられている。
   5 .
分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することができる。
( 第37回 管理栄養士国家試験 午前の部 問57 )
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この過去問の解説 (3件)

11

食品表示基準に関する問題です。

アレルゲンや遺伝子組み換え食品についての表示は2023年に変更になった箇所もあります。

常に最新の情報をチェックしましょう。

選択肢1. 品質が急速に劣化しやすい食品には、賞味期限を表示しなければならない。

品質が急速に劣化しやすい食品には、消費期限を表示する必要があります。

選択肢2. 食物繊維量は、表示が推奨されている。

正しいです。

表示義務 → 熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量で表示)

表示推奨 → 食物繊維、飽和脂肪酸

選択肢3. 食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムを含まない。

グルタミン酸ナトリウムのほか、アスコルビン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、水酸化ナトリウムなどに由来するナトリウムも含まれます。

選択肢4. 大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示が義務づけられている。

アレルゲンとしての表示義務があるのは、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の8品目です。

選択肢5. 分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することができる。

分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物である旨を表示する必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

食品表示基準は食品表示法で定められています。

厚生労働大臣、農林水産大臣、財務大臣で協議し、消費者委員会の意見を聞いて、内閣総理大臣が定めています。

この問題では最新の情報を覚えておくことが大切です。

選択肢1. 品質が急速に劣化しやすい食品には、賞味期限を表示しなければならない。

品質が急速に劣化しやすい食品には、消費期限を表示しなければなりません。

品質が急速の劣化しやすい食品以外には賞味期限が表示され、製造又は加工の日から賞味期限までの期間が3か月以上であると年月を表示し、3か月未満であると年月日を表示します。

選択肢2. 食物繊維量は、表示が推奨されている。

正しいです。

表示義務があるものは、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量です。

その他の成分は任意で表示でき、表示が推奨されるものには飽和脂肪酸、食物繊維があります。

選択肢3. 食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムを含まない。

食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムも含みます

他に、アスコルビン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等に由来するナトリウムも含まれます。

食塩相当量はナトリウム量×2.54の値です。

選択肢4. 大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示が義務づけられている。

大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示は義務付けられていません

表示義務があるものは、えび、かに、落花生、そば、小麦、乳、卵の7品目でしたが、それに加え、2025年4月からくるみも表示義務となります。

選択肢5. 分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することができる。

分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することはできません。

遺伝子組換えの表示対象となっている農作物は9種類であり、

大豆、とうもろこし、ばれいしょ、なたね、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ、からしなです。

また、これらの加工食品群33品目に義務付けられています。

2023年4月に遺伝子組換え表示制度の中の、任意表示制度が変更となりました。

・分別生産流通管理して意図せざる混入が5%以下(大豆・とうもろこしのみ)の場合、

 「大豆(分別生産流通管理済み)」「大豆(遺伝子組換え混入防止管理済)」などと表示が可能です。

・分別生産流通管理をして遺伝子組換えの混入なし(大豆・とうもろこしのみ)の場合、

 「遺伝子組換えでない」「非遺伝子組換え」などの表示が可能です。

0

一般加工食品は業務用加工食品を除く、容器包装に入れられた加工食品が含まれます。

選択肢1. 品質が急速に劣化しやすい食品には、賞味期限を表示しなければならない。

品質が急速に劣化しやすい食品には、消費期限を表示しなければなりません。

 

選択肢2. 食物繊維量は、表示が推奨されている。

正しいです。

飽和脂肪酸の量と食物繊維の量は推奨表示です。

選択肢3. 食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムを含まない。

食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムを含みます。

食塩相当量の表示値はグルタミン酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどを含みます。

選択肢4. 大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示が義務づけられている。

大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示が義務づけられていません。

義務表示とされるのはえび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の7品目です。

選択肢5. 分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することができる。

分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することができません。

まとめ

一般加工食品について理解しておきましょう。

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