管理栄養士の過去問
第37回
午前の部 問67
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問題
第37回 管理栄養士国家試験 午前の部 問67 (訂正依頼・報告はこちら)
表は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)からの抜粋である。「ゆで」による重量変化率が150%のモロヘイヤについて、調理前の可食部重量が50gのとき、ゆでた後のビタミンC量(mg)として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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この過去問の解説 (3件)
01
ゆでた後のビタミンC量を計算する問題です。
問題文より、ゆでによる重量変化率は150%であるため、
ゆでた後のモロヘイヤの可食部重量は
50 g × 1.5 = 75 g
となります。
可食部100gあたりのゆでたモロヘイヤのビタミンC量は、表より11mgであるため、
ゆでたモロヘイヤ75gのビタミンC量は
11 × 75/100 = 8.25 mg
となります。
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02
ゆでた後のビタミンC量を求めるため重量変化率を考慮して計算しましょう。
正しいです。
ゆでた後のビタミンC量のためゆでた後の重量は75gになります。(50g×1.5(150%))
「茎葉、ゆで」100gのビタミンC量は11mgなので、0.75 × 11 = 8.25となります。
ゆでた後のビタミンC量を求めるため重量変化率を考慮して計算しましょう。
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03
可食部、調理による重量変化率がポイントになります。
「ゆで」50gのビタミンC量を求めると、11 × 0.5 = 6mg となりますが、本設問の50gは生の時点の重量です。
ゆでることによる重量変化があります。
正答です。
生の重量(50g)× 重量変化率(150%)× 「ゆで」のビタミンC量(11mg)= 8.25 ≒ 8mg
となります。
「ゆで」による重量変化が150%とあるため、可食部50gをゆでると75gになります。
「茎葉、ゆで」100gのビタミンC量は11mgなので、0.75 × 11 = 8.25 ≒ 8mg と計算することができます。
「ゆで」のビタミンC量 × 重量変化率150%(11×1.5)という計算をすると17mgとなりますが、重量変化率は「生→ゆでる」際の変化です。
生の重量50gに1.5をかけることで、ゆでた際の重量を求めることができます。
生50gのビタミンC量を求めると、65 × 0.5 = 33mgとなりますが、ビタミンCの溶出により「生」と「ゆで」のビタミンC量が違うことが成分表からわかります。
生のビタミンC量(65)× 重量変化率(150%)×重量(50g)から計算するとこの値になりますが、求めるのはゆでた後のビタミンC量のため、「茎葉、ゆで」のビタミンC量から計算します。
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