管理栄養士の過去問
第37回
午前の部 問68
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問題
第37回 管理栄養士国家試験 午前の部 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
栄養学の歴史上の人物と、関連する事柄の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ルブネル(Rubner M) ―――――― 呼吸が燃焼と同じ現象であることを証明
- クレブス(Krebs HA) ―――――― たんぱく質の窒素定量法を開発
- ケルダール(Kjeldahl J) ――――― 食事誘発性熱産生(DIT)を提唱
- アトウォーター(Atwater WO) ―― 消化吸収率を考慮した栄養素の生理的熱量を提唱
- ラボアジェ(Lavoisier AL) ―――― クエン酸回路を発見
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この過去問の解説 (3件)
01
栄養学や公衆衛生分野の歴史上の人物に関する問題は頻出です。
ルブネルは、食事誘発性熱産生(DIT)を発見した人物です。
クレブスは、クエン酸回路を発見した人物です。
ケルダールは、たんぱく質の窒素定量法を開発した人物です。
正しい組み合わせです。
炭水化物、たんぱく質、脂質の利用エネルギー量をそれぞれ4kcal、4kcal、9kcalとするエネルギー換算係数のことをアトウォーター係数といいます。
ラボアジェは、呼吸が燃焼と同じ現象であることを証明した人物です。
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02
この問題では、栄養学の歴史上の人物と関連する事柄を正確に覚えておく必要があります。
ルブネルは食事誘発性熱産生(DIT)を提唱しました。
食事誘発性熱産生(DIT)とは食事に伴う熱産生のことであり、食事をした後に代謝が上がり、体熱が発生します。
呼吸が燃焼と同じ現象であることを証明したのはラボアジェです。
クレブスは尿素回路の発見、クエン酸回路の発見をしました。
たんぱく質の窒素定量法を開発をしたのはケルダールです。
ケルダールはたんぱく質の窒素定量法を開発をしました。
食事誘発性熱産生(DIT)を提唱したのはルブネルです。
正しい組合せです。
アトウォーターは、エネルギー換算係数である、アトウォーター係数を定めました。
アトウォーター係数では炭水化物4kcal、たんぱく質4kcal、脂質9kcalとしています。
ラボアジェは呼吸が燃焼と同じ現象であることを証明しました。
クエン酸回路を発見したのはクレブスです。
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03
栄養学の歴史上の人物がそれぞれどんな事柄と関係あるのか結び付けておきましょう。
ルブネルは食事誘発性熱産生(DIT)を提唱しました。
クレブスはクエン酸回路を発見しました
ケルダールはたんぱく質の窒素定量法を開発しました。
正しいです。アトウォーター係数は食物の利用可能なエネルギーを計算するために使われます。
ラボアジェは呼吸が燃焼と同じ現象であることを証明しました。
栄養学の歴史上の人物と、関連する事柄について理解しておきましょう。
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