管理栄養士の過去問
第37回
午前の部 問70

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問題

第37回 管理栄養士国家試験 午前の部 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

たんぱく質の真の消化吸収率を求めるために出納試験を行い、以下の結果を得た。摂取窒素量10.0g/日、糞便中窒素量2.5g/日、尿中窒素量2.0g/日、無たんぱく質食摂取時の糞便中窒素量(糞便中内因性窒素量)1.0g/日。たんぱく質の真の消化吸収率(%)として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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この過去問の解説 (3件)

01

真の吸収率についての問題です。

計算式を覚えておく必要があります。

選択肢4.  85

真の消化吸収率は,糞中排泄量を考慮して算出します。

{摂取量 − (糞中排泄量 − 糞中内因性損失量) } ÷ 摂取量 × 100 で求められるため、

{10 − (2.5 − 1.0)}÷10 × 100 = 85 [%] となります。

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02

消化吸収率とは、食べたもののうちどれくらいの量を消化吸収できたかということです。

糞便中に排泄された栄養素をもとに求めます。

真の消化吸収率 = { 摂取量 − ( 糞便中の排泄量 − 内因子損失量 )} ÷ 摂取量 × 100

の式で求められます。

選択肢4.  85

上式に問題中の数値を当てはめると、

 { 10 − (2.5 − 1) } ÷ 10 × 100 = 85 [%]

となります。

参考になった数7

03

真の消化吸収率は糞中排泄量を考慮して算出します。

真の消化吸収率={摂取量 − (糞中排泄量 − 糞中内因性損失量) } ÷ 摂取量 × 100 

選択肢4.  85

正しいです。

真の消化吸収率={摂取量 − (糞中排泄量 − 糞中内因性損失量) } ÷ 摂取量 × 100 

で求められます。

まとめ

たんぱく質の真の消化吸収率の求め方について理解しておきましょう。

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