管理栄養士の過去問 第37回 午前の部 問90
この過去問の解説 (3件)
幼児期・学童期のやせと肥満の特徴について理解しておきましょう。
幼児期の肥満は、原発性肥満が多いです。
二次性肥満とは、症候性肥満ともいい、病因が明白なものをいいます。
原発性肥満は単純性肥満とも言われ、摂取エネルギーが長期にわたり消費エネルギー量を上回ったために、中性脂肪が貯蓄されて生じます。
幼児期の肥満では、厳しいエネルギー制限を行いません。
成長期のため、厳しいエネルギー制限を行うことは適切ではありません。
小児メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲の基準は男女で同じです。
小児メタボリックシンドロームの腹囲の診断基準は男女共に
小学生75cm / 中学生80cm以上 または 腹囲 ÷ 身長 = 0.5以上
となっています。
正しいです。
肥満度 = { (実測体重kg − 標準体重kg) / 標準体重kg } × 100 で求められます。
肥満度が20%以上の者を「肥満傾向児」、−20%以下の者を「痩身傾向児」としています。
学童期でも、内臓脂肪の蓄積は見られます。
幼児期・学童期のやせと肥満についての問題です。
幼児期の肥満は、一次性肥満が多いのが特徴です。
食事バランスの偏りを正すことや、適正エネルギーの摂取が目標となります。
小児メタボリックシンドロームの腹囲の診断基準は男女共通です。
正しいです。
肥満度は、(実測体重(kg) - 身長別標準体重(kg))/ 身長別標準体重(kg) × 100(%)により求められます。
−20%以下を痩身傾向児、+20%以上を肥満傾向児と判定します。
学童期でも内臓脂肪の蓄積は見られます。
小児メタボリックシンドロームの診断基準は以下の通りです。
腹囲の増加(中学生80cm以上、小学生75cm以上ないし腹囲÷身長が5以上)
※腹囲の基準を満たした上で以下の2つ以上を含む場合が「小児メタボリック症候群」と診断される
中性脂肪が120mg/dL以上ないしHDLコレステロール40mg/dL未満
収縮期血圧125mmHg以上ないし拡張期血圧70mmHg以上
空腹時血糖100mg/dL以上
幼児期の肥満は、原発性肥満が多いです。
原発性肥満とはエネルギー摂取過多やエネルギー消費不足によるものです。
生活リズムなどを正しくすることが大切になります。
小児メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲の基準が男女で共通です。
腹囲が小学生75cm/中学生80cm以上です。
正しいです。
+20%以上が肥満に振り分けられます。
学童期においても、内臓脂肪の蓄積は見られます。
やせと肥満について理解しておきましょう。
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