管理栄養士の過去問 第37回 午後の部 問65
この過去問の解説 (2件)
保育所は児童福祉法第39条において規定されており、その目的は保護者の労働や疾病等の事由から、保育に欠ける乳児・幼児を保育することです。
『保育所における食育に関する指針』には「乳児期から正しい食事のとり方や望ましい食習慣の定着および食を通じた人間性の形成・家族関係づくりによる心身の健全育成を図るため発達段階に応じた食に関する取り組みを進めることが必要である」と記されています。
正しいです。
1~2歳児食、3~5歳児食に分けて、給与栄養目標量を設定します。
誤りです。
たんぱく質エネルギー比率10以上20未満としています。
誤りです。
カルシウムの給与目標量は、EARを下回る子どもがほとんどいなくなるように、摂取量のアセスメント結果を踏まえ、実現可能性を考慮しながら設定します。
摂取量が推奨量あるいはそれに近い量になるように計画します。
誤りです。
食品構成表は目安量であり、必ずしも使用重量を一致させなければならないというわけではありません。
誤りです。
なるべく薄味にする方が良いです。
薄味に慣れるという方向性で食塩量を設定します。
児童福祉施設における“食事摂取基準を活用した食事計画の考え方”をきちんと理解しておきましょう。
正しいです。
子どもの発育・発達状況・栄養状態を踏まえて定期的に見直すのが望ましいです。
不適です。
たんぱく質の給与栄養目標量は摂取エネルギーの13〜20%を占めるように設定します。
不適です。
カルシウムは不足しやすい栄養素であることから、推定平均必要量・推奨量を参照して給与栄養目標量を設定します。
不適です。
食品構成表は目安の値であり、完全に一致させる必要はありません。
不適です。
幼児期は味覚を形成する段階です。
味覚を養うためにも、素材の味をもとにした薄めの味付けが好ましいです。
幼児期の栄養は、大まかなバランスをもとに把握しておきましょう。
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