管理栄養士の過去問
第37回
午後の部 問99
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問題
第37回 管理栄養士国家試験 午後の部 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
K県健康増進課に勤務する管理栄養士である。K県では、国の結果と比較できるように、国民健康・栄養調査と同じ方法で、県民健康・栄養調査を実施することになった。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
食事調査の実施前に、世帯の代表者または世帯で主に調理を行う者に対して、説明会を行う。食事記録を行う際の留意点として説明する内容である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
食事調査の実施前に、世帯の代表者または世帯で主に調理を行う者に対して、説明会を行う。食事記録を行う際の留意点として説明する内容である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 特別な行事などがない、普段の食事の記録をしてください。
- 単身赴任など離れて暮らす家族の食事も記録してください。
- 家庭外で飲食したものも、記録してください。
- 計量できるものは、計量してください。
- 計量が難しい場合は、目安量で記録してください。
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この過去問の解説 (2件)
01
食事調査法には、「食事記録法」「24時間思い出し法」「食事摂取頻度調査法」などがあります。
また、食事記録法には、「目安量記録法」「秤量記録法」があります。
それぞれの調査法を合わせて理解しておくことも大切です。
留意点として正しいです。
普段の食事を記録します。
留意点として誤りです。
離れて暮らす家族は、世帯としては同じ食事をしていないため、除きます。
留意点として正しいです。
家庭外での飲食も記録します。
留意点として正しいです。
秤量記録法に当てはまります。
留意点として正しいです。
目安量記録法に当てはまります。
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02
国民健康・栄養調査における栄養摂取状況調査は、「秤量法(一部目安量)」を用いた食事記録法によって実施されます。
これらを世帯ごとに実施し、家族内の配分を比例案文法を用いて調査します。
留意点として正しい内容です。
国民健康・栄養調査は生活習慣状況を明らかにすることを目標としているため、普段の食事の状況を提出してもらう必要があります。
留意点として不適切です。
国民健康・栄養調査の調査対象は当該範囲(本問ではK県)に居住する世帯及び世帯員です。
そのため離れて暮らす家族の食事を記録する必要はありません。
留意点として正しいです。
生活習慣をより正確に把握するため、食事状況は全て記録してもらうのが望ましいです。
留意点として正しいです。
国民健康・栄養調査の食事記録には秤量法が用いられています。
可能な限り計量して記録することで、食事記録の精度が向上し、より正確な栄養摂取状況を把握することができます。
留意点として正しいです。
国民健康・栄養調査の食事記録には秤量法が用いられています。
秤量が困難な食事に関しては目安量で記録してもらうことで、より正しい栄養摂取状況を把握できるようにしています。
国民健康・栄養調査の目的などを踏まえて、調査方法や内容を考え、留意点すべき事柄を検討しましょう。
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