管理栄養士 過去問
第37回
問197 (午後の部 問100)
問題文
K県健康増進課に勤務する管理栄養士である。K県では、国の結果と比較できるように、国民健康・栄養調査と同じ方法で、県民健康・栄養調査を実施することになった。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
食事記録内容の確認を行ったところ、飯の量が「茶碗1杯」と記録されていた。この場合に重量を推定するための対応である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
食事記録内容の確認を行ったところ、飯の量が「茶碗1杯」と記録されていた。この場合に重量を推定するための対応である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士国家試験 第37回 問197(午後の部 問100) (訂正依頼・報告はこちら)
K県健康増進課に勤務する管理栄養士である。K県では、国の結果と比較できるように、国民健康・栄養調査と同じ方法で、県民健康・栄養調査を実施することになった。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
食事記録内容の確認を行ったところ、飯の量が「茶碗1杯」と記録されていた。この場合に重量を推定するための対応である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
食事記録内容の確認を行ったところ、飯の量が「茶碗1杯」と記録されていた。この場合に重量を推定するための対応である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- あらかじめ設定された換算表を用いて推定する。
- 調査員の自宅で使用している茶碗の大きさから推定する。
- 口頭で、普通盛りか、大盛りかを、対象者に確認して推定する。
- フードモデルや実物大食品カードを用いて、対象者に確認して推定する。
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この過去問の解説 (3件)
01
より正確な栄養状況の把握のため、明確な摂取量を明らかにする必要があります。
茶碗一杯の概念は個人によって異なるため、対象者の考える茶碗一杯の量を把握することが重要です。
不適です。
対象者の家庭でみなしている茶碗一杯の量が換算表と一致しているとはいえません。
そのため、安易に換算表で推測してしまうのは不適切といえます。
不適です。
対象者と調査員とで使用している茶碗の大きさが一致しているとは言えません。
そのため実際の食事量を正確に推定することはできず、不適切と考えられます。
不適です。
大盛や普通盛の概念は個人によって異なります。
そのため口頭のみの確認では、量が正確に推定できるとは言えません。
適切です。
対象者と調査員で同じものを目視して確認することで、より正確な摂取量を把握することができます。
この設問では、異なる個人の認識をどのようにすればより正確に把握できるか、がポイントになります。
一方的に推定するのではなく、対象者と一緒に認識を一致させることが重要です。
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02
国民健康・栄養調査における栄養摂取状況調査は、世帯ごとに被調査者が摂取した食品を秤量記録して実施されます。
秤量記録が難しい場合は目安量記録を行います。
目安量記録では誤差がないかの確認が重要です。
不適です。
茶碗1杯は家庭によって差があるため換算表の量に当てはまるかわかりません。
不適です。
家庭によって茶碗の大きさは異なるため、調査員の茶碗では正確な量を判断できません。
不適です。
口頭では量が判断できません。
適切です。
フードモデルや実物大食品カードで対象者に確認しながら推定することが適しています。
目安量記録を用いる場合にはフードモデルなどを用いて誤差がないかの確認をすることが重要です。
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03
「茶碗一杯」といっても、茶碗の大きさは個人によって異なります。
より正確な量を導き出すことが重要です。
不適切です。
茶碗一杯の換算表を用いても、茶碗の大きさや、盛り方で一杯の量が変わります。
不適切です。
茶碗の大きさが分かったとしても、盛り方次第で一杯の量が変わります。
不適切です。
普通盛り、大盛りの認識は個人によって異なります。
口頭のみでの確認では正確な重量を推定できません。
適切です。
フードモデルや実物大食品カードを使用することにより、茶碗一杯の量を目視することができ、より正確な重量の推定のつながります。
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