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管理栄養士の過去問 第37回 午後の部 問98

問題

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K県健康増進課に勤務する管理栄養士である。K県では、国の結果と比較できるように、国民健康・栄養調査と同じ方法で、県民健康・栄養調査を実施することになった。

調査員として非常勤の管理栄養士・栄養士を雇用する。調査の精度を高めるために行うべきことである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
栄養指導の実務経験10年以上の者を雇用する。
   2 .
業務で食事調査の経験のある者を雇用する。
   3 .
調査方法の手技を確認・練習する研修会を行う。
   4 .
調査方法のポイントをまとめ、調査員に配布する。
( 第37回 管理栄養士国家試験 午後の部 問98 )
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この過去問の解説 (2件)

2

国民健康・栄養調査とは、健康増進法に基づき国民の身体の状況、栄養素等摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的として、毎年実施されています。

身体状況調査、栄養摂取状態調査、生活習慣調査があり、調査方法は調査の内容によって異なります。

選択肢1. 栄養指導の実務経験10年以上の者を雇用する。

不適切です。

栄養指導の経験が豊富でも、調査の経験が豊富であるとは限らず、調査の精度を高めることにはつながりません。

選択肢2. 業務で食事調査の経験のある者を雇用する。

不適切です。

調査内容は食事調査だけではないため、最も適切とはいえません。

選択肢3. 調査方法の手技を確認・練習する研修会を行う。

適切です。

研修会を行うことで、調査方法の理解を深めることができます。

選択肢4. 調査方法のポイントをまとめ、調査員に配布する。

不適切です。

ポイントをまとめ配布するだけでは、調査の精度を高めるために最も適切とはいえません。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

国民健康・栄養調査は「健康増進法」に基づき、

『国民の身体の状況、栄養素摂取量および生活習慣状況を明らかにし、国民の健康増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ること』

を目標として、毎年実施される調査です。

調査の種類には ①身体状況調査 ②栄養摂取状況調査 ③生活習慣調査 の3つがあります。

管理栄養士調査員は主に①の問診や②の食事記録の調査票の説明・回収・確認などを担当します。

選択肢1. 栄養指導の実務経験10年以上の者を雇用する。

不適切です。

栄養調査と栄養指導で求められる技術は少し異なります。

そのため、栄養指導経験が豊富であっても栄養調査の精度を高めることにはつながりません。

選択肢2. 業務で食事調査の経験のある者を雇用する。

不適切です。

経験者は即戦力に繋がる場合があります。

しかし本調査における管理栄養士の業務は食事調査のみではなく、問診などを行う場合もあります。

そのため最も適切とは言えません。

選択肢3. 調査方法の手技を確認・練習する研修会を行う。

適切です。

調査方法に関する研修会を実施することで調査員全体の精度が向上します。

選択肢4. 調査方法のポイントをまとめ、調査員に配布する。

不適です。

ポイントを調査員に配布するのみでは調査精度が向上するとは言い難く、最も適切とは言えません。

まとめ

この設問では「最も適切な選択肢」を選ぶことが重要なポイントとなります。

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