管理業務主任者の過去問 令和3年度(2021年) 問14
この過去問の解説 (3件)
正解は1です。
(A)には資産の部の勘定科目の前払金が入ります。
前受金は負債・繰延金の部の勘定科目になります。
金額は資産の部の合計1,500,000円-(A)以外の合計1,100,000円(100,000円+900,000円+100,000円)=400,000円で400,000円が入ります。
(B)には負債・繰延金の部の勘定科目の前受金が入ります。
金額は負債・繰延金の部の合計1,500,000円-(B)以外の合計1,100,000円(200,000円+100,000円+800,000円)=400,000円で400,000円が入ります。
この問題の数字の穴埋めは簡単ですが、貸借対照表の仕組みを意識して解くようにすると、難易度の高い問題にも対処できるでしょう。
(A)資産の「前払金」が入ります。金額は、合計1,500,000円なので、
合計1,500,000円-(100,000円+900,000円+100,000円)=400,000円
「400,000円」になります。
(B)「前受金」が入ります。金額は、合計1,500,000円なので、
合計1,500,000円-(200,000円+100,000円+800,000円)=400,000円
「400,000円」になります。
[ A 科目 ]前払金 [ A 金額 ]400,000 [ B 科目 ]前受金 [ B 金額 ]400,000
よって正解は1です。
この問題は、甲管理組合の令和3年3月末日の貸借対照表を完成させることを目的としています。
各選択肢の内容を分析し、最も適切な組み合わせを特定します。
未完成の貸借対照表において、資産の部と負債・繰越金の部のバランスを取るために、(A)と(B)の科目と金額を正確に特定する必要があります。
適切
解説:[A 科目]前払金: 資産の部の合計から現金、普通預金、未収入金を引いた残りの金額が400,000円です。
- [B 科目]前受金: 負債・繰越金の部の合計から未払金、預り金、次期繰越余剰金を引いた残りの金額が400,000円です。
- 資産と負債の合計金額が等しくなります。
不適切
解説:金額が600,000円では、資産と負債の合計が一致しません。
不適切
解説:前受金と前払金の位置が逆になっており、正しい貸借対照表の構造になっていません。
不適切
解説:前受金と前払金の位置が逆になっており、正しい貸借対照表の構造になっていません。
貸借対照表を完成させる際には、資産の部と負債・繰越金の部の合計が等しくなるように調整する必要があります。
この場合、未確定の金額を計算して、適切な科目に割り当てます。
正確な会計処理を行うことで、管理組合の財務状況を適切に反映することができます。
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