2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問30 (4 問30)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問30(4 問30) (訂正依頼・報告はこちら)

設備工事における工程管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 設備工事の総合工程表は、建築工事の工程との調整を図るため、建築工事の工程表を十分に検討した上で作成する。
  • 機器類の搬入時期は、搬入口、搬入経路等の工事の工程や機器類搬入後の関係工事の工程を考慮して決定する。
  • 工程計画を立案する際は、工事着工前の官公署への届出や工事施工完了後の後片付けも工程に組み入れる。
  • 試運転調整は、給排水本管接続工事や受電の前に完了できるように、開始時期を決定する。

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この過去問の解説 (2件)

01

①正 設問のとおりです。

②正 設問のとおりです。

③正 設問のとおりです。

④誤 試運転調整は、給水接続ができ
   通電してから行います。

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02

設備工事における工程管理に関する問題です。

選択肢1. 設備工事の総合工程表は、建築工事の工程との調整を図るため、建築工事の工程表を十分に検討した上で作成する。

問題文内容通りです

 

総合工程表は、各部門の工事工程や工期を総合的に把握し、工事全体の作業進捗を統括するものです。

総合工程表柵の要点は、各設備工事と建築工事の工程との連絡調整を取り、適切な工事工程を作成することです。

併せて、機器納入時期調整、必要な先行工事の策定、法規遵守と届出を十分考慮します。

選択肢2. 機器類の搬入時期は、搬入口、搬入経路等の工事の工程や機器類搬入後の関係工事の工程を考慮して決定する。

問題文内容通りです

 

機器類の搬入時期は、搬入後の関係工事が完了できる必要に数から逆算し、搬入口と搬入経路を考えた建築工程を検討します。

選択肢3. 工程計画を立案する際は、工事着工前の官公署への届出や工事施工完了後の後片付けも工程に組み入れる。

問題文内容通りです

 

工事項目ごとに、官庁の届出の日数と届け出製作後の確認・検査、試運転調整や後片付けなどの所要日数を、全体工程作成時に考慮する必要があります。

選択肢4. 試運転調整は、給排水本管接続工事や受電の前に完了できるように、開始時期を決定する。

試運転調整は、給排水本管接続工事や受電が完了した上で、開始時期を決定する

 

試運転調整の次の準備が必要です。

1) 関連工事(配管や電気工事、動機械工事など)が完了していること。

2) 試運転調整の計画書を関連部門と摺り合わせしておくこと。

3) 機器類の据付け状態と清掃を確認します。

4) 試運転時の安全対策を十分に検討対策すること。

5) 機器類の向上検査成績書と取扱説明書を準備します。

6) 試運転に必要な人員配置、専門技術者の配置を検討します。

 

問題文では、給排水本管接続工事や受電ができていないため、試運転はできません。

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