2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問31 (4 問31)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問31(4 問31) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示すネットワーク工程表について、クリティカルパスの「本数」と「所要日数」の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、図中のイベント間のA~Hは作業内容、日数は作業日数を表す。
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  • 1本 ―― 14日
  • 1本 ―― 16日
  • 2本 ―― 14日
  • 2本 ―― 16日

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この過去問の解説 (2件)

01

②正

クリティカルパスとは、一番長くなる日数のことです。

したがって、今回は、
B→D→F→G の 5日+5日+1日+5日 の
「16日」が最長日数となるので、②が正解となります。

④も16日なのになぜ②が正解かは、全工程を計算すれば導き出されます。

A→C→E→ Gは 4日+ 3日+2日+5日で 14日

A→D→F→G は 4日+5日+1日+5日で 15日

B→D→H は 5日+5日+4日で 14日

B→D→F→G は 5日+5日+1日+5日で 16日

以上が全工程の日数になります。

この中で最長日数の16日は1工程しかないので、

②の「1本」「16日」が正解となります。

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02

ネットワーク工程表について、クリティカルパスの本数と所要日数に関する問題です。

 

➀から⑦までのルートは、次の3本が考えられます。

1) ➀→②→④→⑥→⑦

2) ➀→③→⑤→⑥→⑦

3) ➀→③→⑤→⑦

 

それぞれのルートの所要日数を算出します。

1) ケースの場合

単純に日数を出せば、14日ですが、⑥から次の行程に進むためには、Fの作業が終了している必要があります。

Fの作業が終えるには、➀→③→⑤→⑥のルートが終える必要があり、11日を要します。

この日数は、➀→②→④→⑥のに数9日より長く、➀→③→⑤→⑥が終えるまでに、➀→②→④→⑥は済んでいます。

従って、1) ケースの所要日数は、11日+5日=16日 です。

 

2) ケースの場合

1)のケースと全く同じ行程で、2) ケースの所要日数は、16日を要します

なお、③から次の行程に行くためには、➀→②を終える必要がありますが、➀→③が5日に対し、➀→②は4日ですので、➀→②の終了には影響されません。

 

3) ケースの場合

B、D、Hの作業のみの所要日数ですので、14日です。

 

以上からクリティカルパスは、➀→③→⑤→⑥→⑦の16日です。

選択肢1. 1本 ―― 14日

解説の3)ケースの1本が、14日ですが、クリティカルパスではありません

選択肢2. 1本 ―― 16日

➀→③→⑤→⑥→⑦の16日が、クリティカルパスです

選択肢3. 2本 ―― 14日

クリティカルパスではありませんが、所要日数14日は1本だけです

選択肢4. 2本 ―― 16日

クリティカルパスは、1本のみです

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