ケアマネの過去問
平成24年度(第15回)
保健医療サービス分野 問36

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問題

ケアマネジャー試験 平成24年度(第15回) 保健医療サービス分野 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

痰の吸引について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 長期療養で気管切開や気管挿管を受けている者では、自力で気道内の分泌物を喀出できない場合も多いので、気道確保のために吸引が必要である。
  • 意識のある療養者では、吸引は激しい咳嗽(がいそう)反射を起こし、負担がかかるので、吸引は慎む。
  • 口腔・鼻腔吸引及び気管内吸引が必要な療養者では、カテーテルを介した感染の危険性があるので、口腔・鼻腔用と気管内用のカテーテルは別にする。
  • 療養者の退院に当たっては、その家族が日常的に吸引の操作を行うことができるように、トレーニングを受けることが望ましい。
  • 吸引に際しては、事前に体位ドレナージを行うと喀痰が移動してしまうので、有効な排痰ができなくなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

2:意識がある状態でも自分で咳をしたりして痰を出すことが出来ない人に対しては吸引を行なう必要があります。

5:体位ドレナージを行なうことで肺の奥にある痰を近くまで移動させることが出来ます。その状態で吸引を行なうことで、より効果的な排出が可能です。

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02

正解は1,3,4です。
2⇒意識があることと自分で排痰できることはイコールではありません。明らかに排痰できていない場合や、少しは排痰していても肺雑音が取り切れない場合は吸引が必要となります。
5⇒体位ドレナージは、気管支の奥の方に合って取り切れなかった痰が近位部に移動してくるために痰の出が良くなり、喀痰排出に有効です。

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03

2:意識があっても、自分で排痰できない場合は吸引の必要がある。

5:体位ドレナージをすることで痰の排出を促すことができる。

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