ケアマネの過去問
平成23年度(第14回)
介護支援分野 問24
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問題
ケアマネジャー試験 平成23年度(第14回) 介護支援分野 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
自宅で暮らしている利用者Aさんは、最初の面接で「自分ができないことをやってもらえばいいし、サービスを使うのは権利だ。ケアプランはいらないから、何曜日にどんなサービスが使えるかを書いた紙だけをくれればいい」と言っている。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
- 「私は専門職で、いろいろな指導もできますし、生活はきちんと管理して差し上げますから、まずは私の言うことを聞いてください」と話した。
- 「サービスを利用する権利があることはそのとおりです。しかし、ケアプランを作らないと規約違反になりますから、そのようなご意向でしたらほかの事業者と契約してください」と話し、利用者宅を辞した。
- 「あなたがサービスを利用して楽しく幸せに暮らせるように願っています。それを実現するために、どんなサービスが必要か相談させてください」と話した。
- 「サービスは一緒に考えましょう。でもケアプランは必要なものです。良いものを作りますから私に任せてください」と話した。
- 「私の仕事は、できないことを補うサービスを入れて終わりではありません。どのように毎日暮らしたいと考えておられるか教えていただいたら、それをケアプランに目標として書き込んで、一緒に持っていましょう」と話した。
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この過去問の解説 (3件)
01
利用者の意思・決定の尊重がなされていない。
2:正しくない
介護サービスに関する十分な説明・理解が得られていないにも関わらず、他の事業者に促すなどもってのほかである。
3:正しい
4:正しくない
「私に任せて」というところが、利用者の意思の尊重にそぐわない。
5:正しい
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02
介護支援専門員が自分の価値観で利用者を管理するというものではありません。
2:規約だからと割り切るのではなく、ケアプランが必要な理由をわかりやすいように説明する努力が必要です。
4:ケアプランの作成は利用者本意でなければなりません。任せてもらって作るのではなく、利用者の意見を取り入れながら一緒に作っていくという姿勢が必要です。
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03
1.管理、指導は不適切。利用者の意思尊重を行う。
2.理解を求めないまま他の事業者を促すのは不適切。
4.任せてもらうのではなく、共に作っていく。
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