ケアマネの過去問
平成22年度(第13回)
保健医療サービス分野 問42
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問題
ケアマネジャー試験 平成22年度(第13回) 保健医療サービス分野 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
認知症に関する次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 認知症の中核症状には、記憶障害、判断力の障害、問題解決能力の障害、実行機能障害、失行・失認・失語などがある。
- 認知症の周辺症状は、精神症状や行動異常のことで、BPSD(認知症の行動・心理症状)ともいう。
- アルツハイマー病は、臨床症状とCTスキャン、MRI(核磁気共鳴画像)などの方法で、脳梗塞、脳出血の存在を認めることにより診断される。
- 入院、転居など生活環境を移すことの負荷(リロケーション・ダメージ)は、認知症に悪影響を及ぼすことがある。
- 血管性認知症の特徴として、易怒性や収集癖、窃盗などの人格障害や反社会的行動が知られている。
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この過去問の解説 (3件)
01
設問の通り
2:〇
設問の通り
3:×
脳梗塞・脳出血ではなく、脳の萎縮がみられる。
脳梗塞・脳出血がみられる認知症は「脳血管性認知症」である。その他「レビー小体型認知症」がある。レビー小体型認知症は手足の震え、筋肉の硬直などの症状がみられる。
4:〇
設問の通り
5:×
設問は、ピック病の主症状についての記述である。
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02
5:血管性認知症では記憶障害が強いですが判断力は保たれる場合が多いです。そのため、人格障害や反社会的行動は見られにくいと言えます。
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03
脳梗塞、脳出血ではありません。
5 易怒性や収集癖、窃盗などの人格障害や反社会的行動は、認知症のひとつであるピック病の特徴です。
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