ケアマネの過去問
平成25年度(第16回)
保健医療サービス分野 問33
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問題
ケアマネジャー試験 平成25年度(第16回) 保健医療サービス分野 問33 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の転倒について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 認知症高齢者は、夜間の排尿行動や不穏状態で転倒することが多い。
- 徘徊などで転倒を繰り返す介護施設入所者については、向精神薬などの薬物を用いて歩けないように行動を制限する。
- 転倒により頭部を強く打った場合には、数時間様子をみて、意識障害などがなければ、それ以上の経過観察は要らない。
- 高齢女性は、骨粗鬆症が多いので、転倒により容易に骨折を起こしやすい。
- 要介護高齢者が短期間に複数回転倒した場合には、再度転倒する可能性が高いため、総合的にアセスメントを行い、対策を検討する必要がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
2 薬物を用いて行動制限することは身体拘束となり、介護保険施設では原則禁止となっています。
3 転倒後1ヶ月以上は経過観察が必要であり、早期に受診することが望ましいです。
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02
2⇒薬物を過度に用いると、足元のふらつきや残眠、意識レベルの低下などによりかえって転倒のリスクが高まります。薬物による行動制限は、身体拘束と同義であり、介護保健施設では原則として禁止されています。
3⇒硬膜下血腫などの場合、転倒などによる頭部打撲後1~3か月後に初めて症状が出ることがあります。
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03
3 転倒により頭部を強く打った場合には、数時間様子を見て症状がない場合にも、1~数か月は経過観察をしていく必要があります。
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