ケアマネの過去問
平成25年度(第16回)
保健医療サービス分野 問36

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問題

ケアマネジャー試験 平成25年度(第16回) 保健医療サービス分野 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者の医療について適切なものはどれか。2つ選べ。
  • 経管栄養の場合には、錠剤の内服薬は投与できないので、点滴治療となる。
  • がんの疼痛管理において、頻回の痛み訴えのある場合には、睡眠導入薬を用いて睡眠時間を増やすことを最初に検討する。
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合には、呼吸器官が低下しているため、肺炎球菌ワクチンの接種は禁忌である。
  • 糖尿病の内服治療をしている高齢者では、インスリン注射をしていなくても、低血糖の症状に留意する必要がある。
  • 高齢者の口腔乾燥は、唾液腺疾患のみではなく、利尿薬や抗うつ薬などが原因になることもある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4,5です。

1⇒経管栄養の場合は、内服薬を潰したり溶かしたりして、お湯と一緒に投与することが可能です。

2⇒まずは鎮痛剤の量や種類を検討して痛みを取ることを考えます。睡眠の時間を増やすのは最終手段です。

3⇒慢性閉塞性肺疾患の場合、肺炎などの呼吸器感染症が命取りになることがあるため、肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。

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02

正解は 4、5 です。 

1 経管栄養の場合でも、錠剤やカプセルをお湯に溶かしたり、粉砕して栄養剤と一緒に投与することもできます。

2 薬剤によって睡眠時間を増やすことは最終手段であり、まずは日常生活に支障をきたさない範囲での疼痛緩和を検討しましょう。

3 肺炎球菌ワクチンの摂取が推奨されています。

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03

1 経管栄養の場合には、錠剤の内服薬は粉砕・開封したり、簡易懸濁法(温湯に入れ崩壊懸濁させ、経管投与する)が用いられています。

2 がんの疼痛管理において、頻回の痛み訴えがある場合には、鎮痛剤の量や種類などが適当であるかを検討します。

3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合には、呼吸器官が低下しているため、肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。
肺炎球菌ワクチンを摂取すると、その増悪を防ぐとされています。

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