過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

ケアマネの過去問 平成27年度(第18回) 保健医療サービス分野 問30

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
介護保険施設について適切なものはどれか。3つ選べ。
   1 .
老人性認知症疾患療養病棟は、BPSD(認知症の行動・心理症状)のために在宅や他の施設での療養生活が難しい要介護者が入院する施設である。
   2 .
介護老人保健施設には、肺炎、尿路感染症又は帯状庖疹について、投薬、検査、注射、処置等を行った場合の加算がある。
   3 .
介護老人保健施設は、在宅復帰を目指す施設であるため、看取りは行わない。
   4 .
介護老人保健施設は、地域の住民やボランティア団体等との交流が制限されている。
   5 .
介護老人保健施設は、要介護度や所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否することが禁止されている。
( ケアマネジャー試験 平成27年度(第18回) 保健医療サービス分野 問30 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

41
1:老人性認知症疾患療養病棟は介護療養型医療施設の中の病棟の一つです。認知症高齢者の入院することを目的にした病棟であり、設問の通りとなります。

2:所定疾患施設治療費という加算になります。

3:老人保健施設ではターミナルケアも提供されます。

4:地域住民との交流やボランティアの利用は利用者が社会と交流できる大事な機会となります。制限されているということはありません。

5:正当な理由なくサービスの提供を拒否することはできません。

付箋メモを残すことが出来ます。
11
正解は1・2・5です。

1 正解→老人性認知症疾患療養病棟は介護保険施設の中の介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の中の介護療養型医療施設になります。

この施設では、認知症を有する要介護者に対して入院という形をとりながら、療養上の医療的管理を実施するとともに、看護の下で介護やリハビリといった機能回復の訓練を実施する施設です。


2 正解→ 平成24年4月の介護報酬改定により,介護老人保健施設において、入所者の医療ニーズに適切に対応する観点から,肺炎や尿路感染症などの疾病を発症した場合における施設内での対応について、下記の条件を満たした場合において評価されることになりました。

【算定条件】 ① 所定疾患施設療養費は,肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し,治療管理として投薬,検査,注射,処置等が行なわれた場合に,1回に連続する7日間 を限度とし,月1回に限り算定するものであって,1月に連続しない1日を7回算定する ことは認められないものであること。
② 所定疾患施設療養費と緊急時施設療養費は,同時に算定することは出来ないこと。
③ 所定疾患施設療養費の対象となる入所者の状態は次の通りであること。 イ 肺炎 ロ  尿路感染症 ハ 帯状疱疹(抗ウイルス剤の点滴注射を必要とする場合に限る。)
④ 算定する場合にあっては,診断名,診断をおこなった日,実施した投薬,検査,注射,   処置の内容等を診療録に記載しておくこと。
⑤ 請求に際しては,診断,行なった検査,治療内容等を記載すること。
⑥ 当該加算算定開始後,治療の実施状況について公表すること。公表に当たっては,介護サービス情報の公表制度を活用する等により,前年度の当該加算の算定状況を報告すること。


3 不正解→介護老人保健施設には看取り加算があります。
 
 人は年齢と共に徐々に心身機能の低下や衰弱をきたし、在宅生活を継続していても終末期を迎えることとなり、その際に在宅における死、あるいは、在宅支援の一環として入退所を繰り返してきたなじみの介護老人保健施設で看取りが行われている。また、長期入所を余儀なくされる利用者も入所の経過中に終末期の状態に陥り、入所中の介護老人保健施設で最期を迎えることも増えてきている。社会的にも、死を迎える選択肢の場所として医療機関以外の在宅や介護施設等が徐々に選ばれつつある状況である。
 このような状況を踏まえ、看取りに対する施設の考え方や方針を明確に提示することが必要となっている。(平成24年3月介護老人保健施設における看取りのガイドライン
公益社団法人全国老人保健施設協会 学 術 委 員 会  作成 より抜粋)


4 不正解→下記参照。
5 正解→下記参照

介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準
(平成十一年三月三十一日厚生省令第四十号)
(提供拒否の禁止)
第五条の二  介護老人保健施設は、正当な理由なく介護保健施設サービスの提供を拒んではならない。

(地域との連携等)
第三十五条  介護老人保健施設は、その運営に当たっては、地域住民又はその自発的な活動等との連携及び協力を行う等の地域との交流に努めなければならない。

8
正解は 1、2、5 です。

3 老人保健施設で最期を迎える方もいるため、ターミナルケアも提供されています。

4 制限されているということはありません。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
このケアマネ 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。