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ケアマネの過去問 平成27年度(第18回) 保健医療サービス分野 問31

問題

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胃ろうについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。
   1 .
経口摂取に移行しようとする場合には、多職種による経口移行計画を作成して行う。
   2 .
半固形栄養剤の使用により、胃食道逆流や下痢を防止できる可能性がある。
   3 .
カテーテルが抜けた場合でも、ろう孔から胃の内容物が漏れなければ、医師に報告する必要はない。
   4 .
チューブ型カテーテルを固定する際には、体表から1〜2cm程度の「あそび」を持たせるように外部ストッパーを調整する。
   5 .
胃ろうを造設している場合は、原則として、入浴は禁止されている。
( ケアマネジャー試験 平成27年度(第18回) 保健医療サービス分野 問31 )
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この過去問の解説 (3件)

25
1:設問の通りです。

2:半固形栄養剤は近年注目されているもので、液状のものと比較して逆流などのリスクを軽減することができます。

3:カテーテルが抜けた場合には、すぐに医師に連絡します。そのままにしておくと数時間でろう孔が閉じてしまい、再挿入が大変になります。

4:設問の通りです。

5:胃ろうをしていても入浴は可能です。入浴せずに不衛生にすることのほうが問題です。

付箋メモを残すことが出来ます。
12
正解は1・2・4です。

1 正解→地域包括ケアシステムの中重度の要介護者や認知症高齢者への対応の更なる強化
(4)口腔・栄養管理に係る取組の充実の中で介護保険施設の経口移行加算としても位置付けられています(下記参照)。

【平成27年度介護報酬改定に関する審議報告(平成27年1月9日) 概要 】

○ 高齢者ができる限り住み慣れた地域で尊厳を持って自分らしい生活を送ることができるよう、 「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取組を進める。

1.中重度の要介護者や認知症高齢者への対応の更なる強化
(1)中重度の要介護者等を支援するための重点的な対応
• 24時間365日の在宅生活を支援する定期巡回・随時対応型サービスを始めとした「短時間・一日複数回訪問」や「通い・訪 問・泊まり」といったサービスの組み合わせを一体的に提供する包括報酬サービスの機能強化と、普及に向けた基準緩和
• リハビリテーション専門職の配置等を踏まえた介護老人保健施設における在宅復帰支援機能の更なる強化
(2)活動と参加に焦点を当てたリハビリテーションの推進
• リハビリテーションの理念を踏まえた「心身機能」、「活動」、「参加」の要素にバランスよく働きかける効果的なサービス提供 を推進するための理念の明確化と「活動」、「参加」に焦点を当てた新たな報酬体系の導入
(3)看取り期における対応の充実 • 本人及び家族の意向に基づくその人らしさを尊重したケアの実現を推進するため、本人・家族とサービス提供者の十分な 意思疎通を促進する取組を評価
(4)口腔・栄養管理に係る取組の充実
• 施設等入所者が認知機能や摂食・嚥下機能の低下等により食事の経口摂取が困難となっても、自分の口から食べる楽し みを得られるよう、多職種協働による支援を充実

2.介護人材確保対策の推進
• 介護職員処遇改善加算の更なる充実
• サービス提供体制強化加算(介護福祉士の評価)の拡大

3.サービス評価の適正化と効率的なサービス提供体制の構築
• 「骨太の方針」を踏まえたサービスに係る評価の適正化について、各サービスの運営実態や1.及び2.も勘案しつつ実施
• 集合住宅へのサービス提供の適正化(事業所と同一建物に居住する減算の適用範囲を拡大
• 看護職員の効率的な活用の観点等から、人員配置の見直し等を実施(通所介護、小規模多機能型居宅介護 等)

※ 経口移行加算→28単位/日
厚生労働大臣が定める基準(平成12年厚生省告示第25号29)に適合する指定介護老人保健施設において、医師の指示に基づき、医師、管理栄養士、看護師、歯科医師、介護支援専門員その他の職種の者が共同して、現に経管により食事を摂取している入所者ごとに経口移行計画を作成している場合であって、当該計画に従い、医師の指示を受けた管理栄養士又は栄養士が、経口による食事の摂取を進めるための栄養管理を行った場合

 管理栄養士又は栄養士が行う経口移行計画に基づく経口による食事の摂取を進めるための栄養管理が、当該計画が作成された日から起算して180日を超えた期間に行われた場合であっても、経口による食事の摂取が一部可能な者であって、医師の指示に基づき、継続して経口による食事の摂取を進めるための栄養管理が必要とされるものに対しては、引き続き当該加算を算定できる。


2 正解→ 下記参照
 半固形栄養剤は胃内に停滞している内容物を経口から摂取した通常の食事の物性に近づけたものであり、胃逆流を減少させ、誤嚥性肺炎等感染症の減少や嘔吐の防止になります。また腸管通過の時間が緩徐になるため下痢が減少すると考えられています。


3 不正解→速やかに医師に報告する必要があります。抜けたままにしておくとろう孔が閉じてしまいます。抜けた穴にチューブを再挿入という行為は看護師でも緊急時のみの処置になり、医療行為になります。


4 正解→バルン・ボタン型、バルン・チューブ型、バンパー・ボタン型、バンパー・チューブ型があります。
胃粘膜への⾷い込みを防⽌することと、バンパーが胃壁に接触することで潰瘍等のトラブルになりやすいため、カテーテルに遊びを持たせます。


5 不正解→入浴しても全く支障はありません。入浴はそのまま行い、石けんで洗って清潔を保つことが大切です。瘻孔形成後は、消毒は不要です。清潔にしておけば、化膿する心配はありません。

8
正解は 1、2、4 です。

3 万が一カテーテルが抜けてしまった場合は、早急に医師に報告する必要があります。ろう孔は数時間で閉じてしまうためです。

5 医師等と相談した上で、入浴は可能です。

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