ケアマネの過去問
平成29年度(第20回)
福祉サービスの知識等 問46

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問題

ケアマネジャー試験 平成29年度(第20回) 福祉サービスの知識等 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

インテーク面接について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 相談援助者は、過度の同情、感情移入、批判などを注意深く回避する。
  • 情報収集のため、アセスメント項目の順番に従って、すべて質問する。
  • 利用できるサービスについて必要な情報を伝え、クライエントが選択しやすいよう工夫する。
  • インテーク面接の終わりには、問題の解決に向けて一定の積極的な見通しを相互確認することが重要である。
  • インテーク面接では、得られる情報は少ないため、記録の必要はない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:1、3、4です。

1:相談援助者は、共感することは必要ですが、過度に同情したり、感情移入したりすることは避けなければなりません。また、相手の気持ちを批判することも避ける必要があります。

2:アセスメントの項目は大切ですが、相手の負担のことも考え、臨機応変に情報収集をする必要があります。そのため、アセスメントの項目を順番にすべて質問する必要はありません。

3:利用者が自己決定できるように選択肢を示し、それに伴う情報提供を行う必要があります。

4:面接終了時には、お互いの意見に相違がないように、話し合いの方向性を定め、相互理解が得られるようにまとめることが大切です。

5:得た情報に関しては、全て記録に残しておくということが大切です。

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02

正解は1、3、4です。
1 相談援助者は、過度の同情、感情移入、批判などを注意深く回避していきます。
2 本人に合わせ順番を変更したり、不要なものを聞かなくても可能です。
3 利用できるサービスについて必要な情報を伝え、クライエントが選択しやすいよう工夫する必要があります。
4 インテーク面接の終わりには、問題の解決に向けて一定の積極的な見通しを相互確認することが重要です。
5 今後の支援に向けた大事な面接なので記録を残しておく必要があります。

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03

正解は1、3、4です。

1.相談援助の際に信頼関係を築くことは重要ですが、過度の同情、感情移入、批判などを注意深く回避し、相談者と援助者の関係を一定に保つ必要があります。

2.インテーク面接時に情報収集をできる限りしておくことは重要ですが、すべて質問することが適当でない場合もあります。相談者の負担や信頼関係を築くことが重要であることを認識しなければなりません。

3.利用できるサービスについて、緊張やその制度の複雑さから理解しにくい相談者もいるため、必要な情報を端的にかつクライエントが選択しやすいように工夫する必要があります。

4.インテーク面接において、相談者が今後を前向きにとらえられるような見通しを相互確認することが重要です。

5.インテーク面接時に得た情報は、今後の支援につなげるためにも、また、多職種で共有するためにも重要な情報となります。

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