ケアマネの過去問
平成30年度(第21回)
保健医療サービスの知識等 問27

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問題

ケアマネジャー試験 平成30年度(第21回) 保健医療サービスの知識等 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)は、こまめに足を動かして予防に努める。
  • 福祉避難所は、高齢者など何らかの特別な配慮を必要とする者を対象とし、その家族は対象としない。
  • 避難所で生活している場合には、介護保険サービスの提供は受けられない。
  • 介護老人保健施設は、非常災害に関する具体的計画を立てなければならない。
  • 避難所では、体を動かす機会が減り、筋力が低下することによって、生活不活発病となることがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.◯ 同じ姿勢を長時間続けることは脳梗塞等のリスクも高めます。

2.✖️ 内閣府の福祉避難所ガイドラインでは、対象者は要援護者とその家族も含めて差し支えないとしています。

3.✖️ 問題のような利用制限はありません。

4.◯ 避難訓練の義務もあります。

5.◯ 生活不活発病は体を動かす機会が少なくなることが原因とされます。廃用性症候群とも言われます。

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02

正解は1、4、5です。

1、深部静脈血栓症の予防対策として、こまめに足を動かしたり水分補給をしたりすることが挙げられます。

2、福祉避難所の対象者は、避難所での生活において特別な配慮を要する者(高齢者、障害者の他、妊産婦、乳幼児、病弱者等)です。また、その家族まで含めて差し支えないとされてます。

3、災害時などは、居宅以外の場所(避難所等)でも介護サービスを受けられるように各事業所は柔軟な対応を取ることとされています。

4、介護老人保健施設等の介護保険施設は、非常災害対策計画の作成や避難訓練の実施義務が定められています。

5、長い避難所生活では、生活不活発病となることがあります。できる限り体を動かす機会をつくることが必要です。

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03

1.◯ 同じ姿勢を長時間続けることは脳梗塞等のリスクも高めます。
また、エコノミークラス症候群及びそれに伴う脳梗塞の予防としては水分を摂ることも大切です。限られたい空間で同じような姿勢で長時間過ごす時には、ゆったりした衣類を身につけることも血流が悪くならないような工夫といえます。

2.✖️ 内閣府の福祉避難所ガイドラインでは、対象者は要援護者とその家族も含めて差し支えないとしています。

3.✖️ 問題のような利用制限はありません。

4.◯ 介護老人保険施設等においては(特別養護老人ホームなども)「非常災害対策計画」の作成や「避難訓練」が義務化されています。

5.◯ 生活不活発病は体を動かす機会が少なくなることが原因とされます。廃用性症候群とも言われます。

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