ケアマネの過去問
平成30年度（第21回）
福祉サービスの知識等 問47

1 . 〇　インテーク面接では、相談援助者はどのような援助ができるかについて説明し、相談内容によっては他の業種や機関との繋ぎ役にもなります。

2 . ✖　回数に定めや拘りをもつことなく、相談者の立場に立ちよく内容を聞き把握する必要があります。最初の出会いの場であるインテーク面接では信頼関係の構築が大切です。

3.〇　設問の通りです。

4.✖　相談内容に応じて他の業種や機関との繋ぎ役にもなることも考えられます。

5.〇　設問の通りです。

1、適切です。相談者の方に、自分の役割や出来る援助内容について説明し、相談者が自分に相談するかどうかを決定してもらった上で支援をさせて頂きます。

2、不適切です。初回の相談で相談者が感じている問題を全て話せるとは限りません。インテーク面接は回数で区切ってしまわず、相談者の方の思いを聞く事が出来るまで重ねて行う事が必要です。

3、適切です。相談内容を許可なく他者に伝える事がないという事も合わせて伝え、安心感が得られるよう努める事が大切です。

4、不適切です。所属機関の機能と役割を説明した上で、対応が困難な問題の場合は他機関に繋ぐ必要があります。所属機関が対応できない理由は、明確に伝える必要があります。

5、適切です。相談者からの相談内容や、そこから導き出される課題は、なるべく正確・迅速に記録する必要があります。

正解は１、３、５です。

１、選択肢の通り、相談援助者は、自分にどのような援助ができるのかを丁寧に説明し、相談者の理解を得たうえで面接を進める必要があります。

２、インテーク面接は、1回で相談者のすべてを把握したり、十分な信頼関係の構築が難しいこともあるので、数回に分けて行うこともあります。

３、選択肢の通り、面接の際は秘密が保持できる部屋を準備し、話しやすい環境を整える必要があります。

４、クライエントの主訴に対して所属機関が対応できない場合には、明確に伝え、その他の解決方法について一緒に考えていくことが望ましいです。

５、選択肢の通り、インテーク面接では経過や課題について正確かつ迅速に記録する必要があります。