ケアマネの過去問
令和元年度（第22回 再試験）
保健医療サービスの知識等 問37

1.×　主治医ではなく、通所リハビリの職員が作成します。PT、OT、STが主軸となって作成しますが、その利用者に関わっている多職種(医師、Nrs、CW等)が共同しながら作成しなければなりません。

2.○　リハビリテーションは回復の経過によって「急性期」「回復期」「維持期」の三段階に分けられており、その中の「回復期リハビリテーション」では、機能回復、ADLの向上及び早期の社会復帰を目標にリハビリが行われます。退院後を見据え、自宅環境の整備等も担っています。

3.○　1単位20分とし、週に6回までの利用が限度とされています。通いで受けるリハビリより、自宅や近隣の環境に即したリハビリを受けられるというメリットがあります。

4.×　減量や筋力強化を行うことで、発症リスクを軽減させることができます。

5.○　失認空間に注意を向けるようなリハビリを行いつつ、本人自ら失認空間側を意識するよう声かけ等行うことで、機能の改善が見込めます。これ以外にも、日常生活で不便のないよう環境調整を行うことも有効です。

正解は、2と3と5です。

1　通所リハビリテーション計画は、PT,OT,STが作成します。

2と3　正解です。

4　減量をしたり、大腿四頭筋等の筋力を鍛えることで、変形性膝関節症の発症リスクは低下します。

5　正解です。

１：×　PT,OT,STが作成するため誤りです
２：〇　正解です
３：〇　正解です
４：×　減量したり、運動療法で発症リスクを減らすことが期待できるため誤りです
５：〇　正解です