ケアマネの過去問
令和2年度(第23回)
介護支援分野 問12

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問題

ケアマネジャー試験 令和2年度(第23回) 介護支援分野 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

介護給付及び予防給付に要する費用について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 国の負担分は、すべての市町村について同率である。
  • 費用の総額は、公費と保険料によりそれぞれ50%ずつ賄われる。
  • 市町村の一般会計における負担分は、すべての市町村において同率である。
  • 第2号被保険者の保険料負担分は、各医療保険者から各市町村に交付される。
  • 保険料負担分の総額は、すべての市町村に係る第1号被保険者と第2号被保険者のそれぞれの見込数の総数の割合で按分される。

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この過去問の解説 (3件)

01

介護保険の財源は、公費50%(国25%、都道府県12.5%、市町村12.5%)、保険料50%となっています。国が負担する25%のうち5%は調整交付金と呼ばれています。調整交付金は、後期高齢者の分布状況、第1号被保険者の所得の分布状況等を考慮し、国から市町村に交付されるものです。

1.誤り。調整交付金は後期高齢者の分布状況などに応じて国から市町村に交付されるため、すべての市町村が同率というのは誤りです。

2.正答。介護保険の財源は、公費50%、保険料50%となっています。

3.正答。市町村の一般会計における負担分は、12.5%であり全ての市町村で同率となっています。

4.誤り。第2号被保険者の保険料負担分は、各医療保険者が医療保険料と一体的に徴収し、社会保険診療報酬支払基金納付され、社会保険診療報酬支払基金から市町村に給付されます。

5.正答。保険料の内訳は、平成30年度以降、第1号被保険者と第2号被保険者の人口比率で3年ごとに割合を見直すこととされています。

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02

1.× 介護保険の財源は国が25%負担しています。
   (残りは都道府県、市町村が12.5%)
  その内、5%は市町村間で財政力に差があるため
  国が負担しています。そのため、市町村間で
  同率ではありません。

2.〇 公費50%(国25%、都道府県、市町村が
   12.5%)+保険料50%(第1号被保険者が
   22%、第2号被保険者が28%)となります。

3.〇 一般会計における負担分は、同率です。

4.× 第2号被保険者の保険料負担分は、
   各医療保険者が医療保険料と一体的に徴収
   し、社会保険診療報酬支払基金に納付し、
   各市町村に交付します。

5.〇 第1号被保険者と第2号被保険者の人数比率
   に基づき定めます。  

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03

1:国の負担分は市町村によって異なります。
2:問題文の通りです。費用の総額は、公費と保険料によりそれぞれ50%ずつ賄われます。
3:問題文の通りです。市町村の一般会計における負担分は、すべての市町村において同率です。
4:第2号被保険者の保険料負担分は、社会保険診療報酬支払基金から各市町村へ交付されています。
5:問題文の通りです。保険料負担分の総額は、すべての市町村に係る第1号被保険者と第2号被保険者のそれぞれの見込数の総数の割合で按分されています。

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